【松岡修造誕生祭】ネツピサロのテーマ(熱の化身)(2009年、日本)
この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8724430
ファミコン版ドラゴンクエスト4のデスピサロ戦と松岡修造を組み合わせたMAD動画。
ドラクエ4は随分前にプレイしたことがあるので、それを思い出しました。デスピサロの変身は怖かったなあ。
で、MAD動画の中身ですが、ゲーム内のメロディと松岡修造の声が比較的上手に重なっているようでした。
« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »
この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8724430
ファミコン版ドラゴンクエスト4のデスピサロ戦と松岡修造を組み合わせたMAD動画。
ドラクエ4は随分前にプレイしたことがあるので、それを思い出しました。デスピサロの変身は怖かったなあ。
で、MAD動画の中身ですが、ゲーム内のメロディと松岡修造の声が比較的上手に重なっているようでした。
北朝鮮の動きや膨大な証言の中から、金正日には影武者(金正日ダブル)がいて本物は指導力を発揮できる状態にない(集団指導体制)ということを浮かび上がらせています。
本書で取り上げられている証言の殆どは匿名ですので、そこから導き出される推論の信憑性がどこまで高いのかわかりかねるという弱点があるものの、ソース(情報源)の秘匿はジャーナリストとして当然のことであり、証言者が誰かバレてしまったらその人が「消される」危険がありますから、そこはある程度やむをえないのでしょう。
ともあれ、本書に書かれていることのどこまでが本当(事実)でどこまでが嘘(もしくは誤認)かを見分けるには、読者のメディアリテラシーが試されるでしょう。
![]() |
![]() |
金正日の正体 (講談社現代新書) 著者:重村 智計 |
11月24日(水)、行政刷新会議の「事業仕分け」を見に行きました。
どんな事業仕分けが行われていたのか、一つ紹介します。
例えば事業番号2-42「(財)日本国際問題研究所補助金」。外務省が財団法人日本国際問題研究所へ支払っている補助金4億2400万円をチェックするというものです。
で、この財団法人ですが、建前上は民間団体ということになっているのですが、国費の割合が78%と、独立した民間の団体とはとても言えない状態です。一応、法人会費として民間から資金を集めてはいるものの、担当者の説明によると「民間から集めるのは難しい」とのこと。
さて、ここで仕分け人が
「民間の資金がなぜ集まらないと思っているのか?」
と質問。それに対して回答者曰く
「わたくし残念ながら答えを持ち合わせているわけではない」
とのこと。要するに「わかりません」と言っているようなもので、この回答は×と採点せざるをえない。
他にも、
・研究の継続性
研究員が2~3年で変わり、しかも彼らをまとめる副所長(外務省からの出向)も同様に2~3年で変わるので、研究の継続性に問題がある。
・随意契約
この財団法人への業務委託は随意契約となっているが、国内の大学・研究機関も含めての競争入札をした方がいいのではないか。
・外務省からの天下り
理事長と専務理事が外務省OBです。この財団法人の理事長が野上義二で年俸1068万円(この人はその昔、田中真紀子外相とバトルを繰り広げた事務次官じゃないか!)。
などと突っ込まれていました。
で、結論は「廃止」。研究の必要性は認められますが、だからといって研究費を官僚の天下り団体にのみ渡して結果的に天下りポストを確保するというのは問題ですな。
私も、事業仕分けを聞いている限りでは「廃止」と判断するのは妥当だと思います。
ところで、もしも外務省がこの補助金を復活させたいと思ったら、どうすればいいか? 私は別に外務官僚の味方ではありませんが、今後とも霞ヶ関の巻き返しが充分予想されるので、それを考えてみるのも悪くはないでしょう。
(1)政治家に圧力をかけてもらう
いわゆる族議員を使って復活折衝をするというものですが、自民党政権ならともかく民主党政権ではこのテは使えないのではないか。
(2)権威ある専門家に圧力をかけてもらう
スパコンの事業仕分けではノーベル賞受賞者などが「スパコン研究は必要だ」と訴えていました。そこで外務省も、権威ある「御用学者」を動員して「補助金は必要だ」という論陣を張ってもらって世論を味方に付ける。ただし、スパコンと違って、国民がこれに賛成する可能性は極めて低い。
(3)補助金の名目を変える
(4)別の財団法人を作ってそこに補助金を付け替える
いわゆる看板の掛け替えというやつ。ただし、これも事業仕分けの対象になったら、よほど上手なロジックを構築して説得力のある弁明をしないと廃止判定されてしまう。
(5)民主党政権崩壊を神に祈る
困った時の神頼み(ただし自分の力で民主党政権と対決しこれを壊そうとまではしない)。自民党政権に戻れば、長年にわたって補助金が支給されてきたという「実績」から復活するかもしれない。
池袋のヤマダ電機総本店に行った時に入手しました。
表紙を見ればわかると思いますが、クリスマス商戦用の玩具のカタログです。ざっと見渡してみると一番安いものでバンダイの「HG 1/144 オーガンダム」\880-、一番高いものだと同じくバンダイの「PG 1/60 ダブルオーライザー」\17980-。どちらもガンダムモノです。
ガンダムシリーズだけで2ページを確保しているとは…と思っていたら、ラジコンシリーズはその3倍の6ページを占めていました。レーシングカーのみならず、ヘリコプターや戦車のラジコンなんてものもありますな。
ガンダムにせよラジコンにせよ、対象年齢が比較的高め(先述のダブルオーライザーに至っては対象年齢が15歳以上!)ですが、逆に対象年齢の低い幼児トイはというと…。
「パンがやけたよ!アンパンマン」「アンパンマンNEWたべっ子わたあめ」「脱出コロロン!ぐるぐるまわるバイキン城」「アンパンマンわくわくクレーンゲーム」…あれ? アンパンマンが多くないですか? このカタログに掲載されている幼児トイを調べてみたら、25個中14個もアンパンマンシリーズでした。
幼児の間でアンパンマンが大ブームになっているのか、それともヤマダ電機内でのアンパンマンの力が非常に強いのか…?
この映像は、11月8日にマクドナルドで入手した「たまごっち!スペシャルDVD ラブリンと一緒」で観ました。
あらすじ…たまごっちタウンのたまストリートで「みんなでワクワク大レース」が開催された。まめっちたちもレースに参加する。
レースの結果はさておき、最後はまめっち(主役)とくろまめっち(二枚目系)が、くちぱっち(道化役)の命を救ってメデタシメデタシとなります。
でも、別に子供向けアニメで、レギュラーのキャラクターがそう簡単に死ぬわけがない(勝手に殺すことができない)から、放っておいても死にはしないだろうと思います。
白村江の戦いから大東亜戦争まで、日本の歴史を左右した20の戦いを、元軍人の柘植久慶氏が軍事的観点から分析するというもの。
P20-21の「夜討ちを喰らわない算段」とか、元寇(蒙古襲来)で元軍がどうすれば勝てたか(P40)とか、その道の専門家であるだけに説得力あるなあ。
又、本書の最後の方では、ノモンハン事件やインパール作戦などでの陸軍の失態を批判しているのみならず、ミッドウェー海戦やガダルカナル作戦など、海軍の愚行も併せて批判しています。陸軍批判なら珍しくはありませんが、海軍もここまでひどかったとは…。
![]() |
![]() |
分析 日本戦史―日本の行方を左右した20の戦い (学研M文庫) 著者:柘植 久慶 |
この映像は、11月8日にマクドナルドで入手した「たまごっち!スペシャルDVD ラブリンと一緒」で観ました。
たまっごちタウンのアイドル・ラブリンがアイドルソングを歌うというものです。さすがに子供向けに作っているだけあって、歌詞の字幕に漢字が一切使われていないし、歌の内容にも毒気がまるでありません。
まあ、私のようなひねくれ者のオッサンには趣向が合わないだけですので、「ラブリンかわいいよラブリン」「ラブリンたんハァハァ」という人にはいいのではないのでしょうか。
『信長の棺』『秀吉の枷』に続く、本能寺三部作の最後を飾る作品です。
今回の主人公は、明智光秀の娘婿・明智左馬助(三春)。本能寺の変を起こした側の視点から描いています。
明智光秀の三日天下と世に言われているように、本能寺の変から明智の滅亡まではあっという間でしたので、本作も本能寺の変が終わりのほうに配置されていてそこから作品自体が終わるのもあっという間でした。『信長の棺』が本能寺の変の後に大幅な頁数を割いているのとは対照的です。
私は『信長の棺』と『秀吉の枷』を読み終えてから『明智左馬助の恋』に取りかかったので、八割方埋まっている「加藤廣版本能寺の変パズル」を九割方まで埋めるような感じで読み終えました。ちなみに、残りの一割を埋めるとしたら、徳川家康でしょうなあ。
![]() |
![]() |
明智左馬助の恋 著者:加藤 廣 |
有名なオペラの名作を30本厳選して、それを簡単に解説したもの。「ニーベルングの指環」(P76)など、よくこのページ数でまとめられたものだと感心してしまいます。
オペラには殆どと言ってよいほど知識のない私にとっては、オペラの初歩中の初歩を知る上では有益でした。「トゥーランドット」(P114)の「まだ誰も寝てはならぬ」とはこういう意味だったのかとか、「ドン・ジョヴァンニ」(P12)ってそいういうキャラクターだったのかとか、自分の中で断片的なオペラの知識が少しずつ繋ぎ合わされていくのを感じました。
又、この本にはCDが2枚付いており、30作品から1曲ずつ収録しています。これを聴いてみると…お、「モーツァルト《魔笛》より『パ、パ、パ』」は映画「アマデウス」に出てきたぞ。それ以外にも、「凱旋行進曲」など、どこかで聴いたことのある曲がいくつか発見でしました。
![]() |
![]() |
オペラの名作 (図解雑学) 著者:小畑 恒夫 |
この映像は、11月8日にマクドナルドで入手した「たまごっち!スペシャルDVD ラブリンと一緒」で観ました。
たまごっち関連の商品を延々と紹介するものです。
たまごっち本体はもちろんのこと、携帯ストラップ、手帳、ニンテンドーDSのゲームソフト、ぬいぐるみ、ボードゲーム、チョコレート菓子、ソフビ人形、Tシャツ、パジャマ、弁当箱、携帯サイト、たまごっちサークル、たまごっちアイドルパーク、たまごっちデパート、などなど。どれだけあるんだよと思うくらい多いです。
たまごっちマニアの方なら「他にもたくさんあるんだぜ~」と言いたくなるかもしれませんが、私はたまごっちのことをロクに知らないので面食らったのです。
それにしても、これだけ関連商品がたくさんあると、小学生の購買力ではすべてをカバーすることは無理でしょう(大金持ちの子供で莫大な額の小遣いを貰っていれば別ですが)。だとすると、親や祖父母のポケットも狙っているのかな?
この映像は、11月8日にマクドナルドで入手した「たまごっち!スペシャルDVD ラブリンと一緒」で観ました。
アニメ作品のキャラクター紹介。
まめっち、めめっち、くちぱっち、まきこ、くろまめっち、スペイシーブラザーズ、ちゃまめっち、ききっち、ハピハピっち、ラブリっち、…随分と色んなキャラがいるもんですな。しかも、公式サイトをチェックしてみると、ここで紹介されているキャラクターは一部であって、他にもまだまだいるわけです。
でも、キャラクタービジネスとして考えてみれば、これくらい多い方がいいのかもしれませんな。キャラクターが多様性に富んでいれば、一つ一つのキャラクターの掘り下げが浅くなるという欠点はあるものの、それだけ多くの人間の趣向のツボをおさえることにつながるのですから。
上巻では本能寺の抜け穴を塞いだことが枷となっていましたが、下巻ではそれは一歩後ろへ下がり、「茶々が産んだ捨・拾(豊臣秀頼)の父親は秀吉ではない」ことが新たな枷となって秀吉を苦しめます。
結局、本作では本当の父親が誰かは判然としない(疑惑の人物は登場する)のですが、まあ、明らかにしないだけ闇が深くなる効果がありますな。
それにしても、下巻の冒頭で羽柴秀吉と側室の竜子とのベッドシーンの描写が出てくるのには面食らいました。いやはや、秀吉が子作りに必死なのはわかりますが…。
![]() |
![]() |
秀吉の枷 (下) 著者:加藤 廣 |
この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8708773
とにかく熱い男・松岡修造のMAD動画。
MAD動画の技術水準の高さもさることながら、熱苦しい松岡修造のハイテンションが13分近く続きます。で、最後に「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」が厳かに流れると疲れがどっと出てしまいます。
神保町の古書店で入手しました。
オークション業界大手・クリスティーズが発行する、オークションカタログです。本書の題名を邦訳するなら「学者の目:ジュリウス・ヘルド・収集品の財産 パート1」といったところ。ちなみに中身の文章は英語です。
まずはこのコレクションの収集者について、カタログの紹介文(P9)から簡単に説明します。ジュリウス・ヘルド(Julius Held)教授は1905年にドイツに生まれ、1934年にニューヨークに渡り、さらにはバーナード大学やコロンビア大学で教鞭を執ったとのこと。2002年、ヴェルモントにて没。
で、ヘルド教授が生前集めていた美術品がオークションで売りに出される運びになったわけですな。
ユダヤ・キリスト教の伝説を題材にした宗教画やギリシア・ローマ神話を題材にした絵画、イタリアの風景画、肖像など色々とあります。
ちなみに、ピカソやゴッホといった、誰でも知っているような有名人の作品はありません。一番知名度がある(と思われる)のは、P84-85「キリストのエルサレム入城(Christ's Entry into Jerusalem)」のギュスターヴ・ドレ(Gustave Dore)でしょうか。
まあ、そんな逸品はそうそうあるものではないですしね。
新宿のヨドバシカメラに行った時、DVDのフロアで見つけました。
ジョン・レノンが出演しているカルトムービーということで、ネタ的に面白いんじゃないかなと思って購入しました。
尚、タイトルに「ジョン・レノンの」とありますが、主役はグッドボディー中尉を演じるマイケル・クロフォードであって、ジョン・レノンはそれに付き従う兵士という脇役です(重要な脇役ですが)。まあ、映画の世界ではともかく世間的には「ジョン・レノン >>>>> マイケル・クロフォード」ですので、こうなるのもやむをえないのでしょう(そういえばパッケージを飾るのもジョン・レノンですな)。
監督:リチャード・レスター
出演:マイケル・クロフォード、ジョン・レノン、ロイ・キナー、リー・モンタギュー、ジャック・マクゴーウィン、マイケル・ホーデーン、ジャック・ヘドリー、カール・マイケル・ヴォルガー
原題:"HOW I WON THE WAR"
備考:戦争風刺コメディ映画
あらすじ…第2次世界大戦のさなか、団結力皆無の呑気なイギリス第3中隊第4銃兵隊に、ドイツ軍陣営にVIPのためのクリケット場を作れという命令が下される。任務のため、ようやく一致団結する部隊ではあったが、各地を転戦していくうちに次々と同胞が戦死していく……。(パッケージの紹介文より引用)
「レベル高いな~」
というのが、私がこの映画を観終わった直後の正直な感想です。何のレベルが高いのかというと、コメディのレベルです。
例えば映画の途中から全身緑色の兵士が登場し、更には全身赤色の兵士も出てきます。おまけに最後の方では全身青色の兵士二人がメタな会話をかましてくれます。これらをどう理解してよいものか、今でもわからぬままですが、そのまま笑っておくことにします。というのは、他にも自分が元ネタを知らないギャグが幾つも出てくるからです。
ちなみに、狂っている(のを装っているとされる)兵士が、ドイツ軍との戦闘中に鳩(平和の象徴)を放つパフォーマンスをするシーンは、「皮肉ってるなあ…」と一応理解できました。しかもこの鳩、ところどころ黒いぞ。
それにしても、砂漠のド真ん中でどうやって鳩を調達したのだろうか? あ、ひょっとしたら軍用の伝書鳩かもしれませんな。
それはさておき、本作品では時間軸の異なる3つの話(砂漠、郊外での戦い、捕虜)が入れ替わり立ち代わり出てくるので、観ている方は軽く混乱してしまうかもしれないのでご注意を。
![]() |
![]() |
ジョン・レノンの僕の戦争 [DVD] 販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
今回紹介するのは、ダノン90周年記念動画です。
こちらのサイトでは8作品を公開しているので、そのうちの2作品をピックアップしてみます。
「ダノン売りの少女」は童話「マッチ売りの少女」のパロディーとして最後にはオチまで着けています。30秒でよくここまでコンパクトにまとめたものだと感心します。
「ヨーグルト八朗伝説」は、ある意味シュールです。なんで若者たちは塗料をかぶる羽目になったのか、それに「いか八朗改めヨーグルト八朗」って誰なのか…? 色々と突っ込みを入れることができそうです。
それから、ダノン90周年を記念して6個パックの90周年記念パッケージが登場します。又、ダノンビオからはルバーブミックス2個+プルーンミックス2個などのパッケージが新登場しました。詳細はダノンのサイトをご覧下さい。
『信長の棺』が太田牛一の視点から本能寺の変を描いているのに対し、こちらは羽柴秀吉(豊臣秀吉)の視点から描いています。
ネタバレを避けるために詳しくは言えませんが、『信長の棺』では充分に明らかにされなかった「桶狭間山の合戦」の謎もここで明らかになります。まさか忍犬を出してくるとは…。
ところで、上巻の前半で秀吉は、信長に対して、黒田官兵衛の子・松寿丸(後の黒田長政)という弱み(信長は官兵衛が荒木村重に寝返ったと信じて、人質の松寿丸を殺せと命じた)や、本能寺の地下の抜け穴を作るという秘密を握るなどによって精神的に優位に立ってゆくさまが描写されています。と同時に、織田信長の人物像が矮小化してゆきます。
「弱み」はともかく、「秘密」は、本能寺の変の後に「枷」となって秀吉を苦しめることになるのですが…。
さて、上巻は柴田勝家を滅ぼして大坂城築城に取り掛かったところで終わります。今後、枷が秀吉をいかに苦しめるのか期待しつつ下巻へと続く。
![]() |
![]() |
秀吉の枷 (上) 著者:加藤 廣 |
まず突っ込みどころを一つ。織田信長のイラスト(P8-9)が顔芸になっています。
短気な性格の信長のことですから、こういう表情で怒号を発することはあったのでしょうが…。
さて、本書をひもといてみると、六代将軍足利義教が暗殺された嘉吉の乱(P30)や、鎌倉公方足利成氏と関東管領上杉氏が争った享徳の乱(P32)、北条氏康が山内上杉・扇谷上杉・古河公方の連合軍を破った川越夜戦(P52)など、戦国時代後期~末期以外の事件もそれなりに扱っています。
これは好感が持てますな。というのは、戦国時代を扱った本の中には後期~末期しか取り上げていないものもあるからです。
![]() |
![]() |
徹底図解 戦国時代―一族の存亡を賭け、目指すは天下 著者:榎本 秋 |
このショートムービーは、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/1254605447
監督:ただのまこと
出演:YATCH、KOUDAI、あまね飛鳥
製作:乙女ディア
撮影場所は多分、秋葉原です。この場所、秋葉原で見たことがありますのでそう推測した次第。
それはさておき、若いゲイカップル(と思しき二人)と、それを覗き見して萌える腐女子(おそらく彼女はどちらが攻めでどちらが受けかなどを妄想しているのだろう)の構図は、見ていて平和でほほえましいですな。ホモが差別・迫害されていた時代ならこうはいかなかったでしょう。
新作映画の予告編です。
所々で不鮮明な映像が挿入されていますが、不鮮明ゆえに状況の把握が困難になるため、正体不明のモノに対する恐怖をかき立てられる効果があるようです。
このショートフィルムは、東京ビデオフェスティバル2009で観ました。
http://tvf2009.jp/movie3/index.php?itemid=84
制作:ダウンタウン・コミュニティー・テレビジョン・センター
原題:Section 60: Arlington National Cemetery
備考:ドキュメンタリー、TVF2009優秀作品賞
あらすじ…イラク・アフガニスタンで死んだアメリカ兵が葬られるのがアーリントン国立墓地の60地区(セクション60)。その日々を描いたドキュメンタリー。
「戦争が終わるまでにもっと増えるはずよ」
と出演者の一人が墓を見渡しながら語っていましたが、同感です。
アメリカ軍はイラクから撤退することに決まりましたが、アフガニスタンから撤退する見通しは立っていません(タリバンはまだ衰えていない)。つまり、不謹慎な言い方をすれば、この地区への「死体の供給」はまだまだ途切れることはない、ということです。
又、Amazon.comでは、このドキュメンタリーのDVDを取り扱っているのですが、そのページの紹介文に「It has been called "the saddest acre in America."(アメリカの中で最も悲しい土地と呼ばれている)」あります。これが本作品に通底している雰囲気となっています。
私が読んだのは安い古本でしたので、この文庫本の状態は悪く、あまつさえページの中に鉛筆で線を引かれている部分が見受けられました。 (P227)
まあ、このぐらいなら私は許容範囲です。安かったし。
それはさておき、著者(井村君江)の顔が妖怪雑誌『怪』(Vol.23)に載っていたので引用します。
(出典:『怪 Vol.23』角川書店、水木しげる「神秘家水木しげる伝」P152)
この人はケルト神話・ケルトの妖精に詳しいためか、巻末の「おわりに」ではアーサー王伝説とケルトの神話・伝説との比較考証をしています。
さて、本書の内容についてですが、紹介文に「アーサー王入門にうってつけの一冊」とある通り、アーサー王や湖の騎士ランスロット、美しい手の騎士ガレス、童貞の騎士ガラハッドなどの活躍がバランスよく描写されています。
しかもその活躍の中には、アーサー王がローマ皇帝ルーシャス・ヒベリウスを打ち負かして皇帝に即位するなんていうハナシ(P96-98)もあります。伝説の中とはいえ、ローマ皇帝にまで上り詰めていたとは…。
![]() |
![]() |
アーサー王ロマンス (ちくま文庫) 著者:井村 君江 |
このショートフィルムは、東京ビデオフェスティバル2009で観ました。
http://tvf2009.jp/movie3/index.php?itemid=76
監督:Alain Boyer
出演:猫
原題:Minoucosmos
参考:http://clubaudiovisuelparis.free.fr/20070227/20070227.html
備考:TVF2009優秀作品賞
あらすじ…庭に猫が寝そべっている。だが、虫たちの騒音が邪魔して眠れない。
虫の音を人間社会の騒音に見立てているのですが、その割には猫はあんまりイライラしている感じがしませんな。まあ、猫に演技はさせられませんから、そこはしょうがないのかもしれませんが。
しかも、最後は虫たちの交尾のシーンが続きます。…なぜ? いや、ひょっとしたらこれが騒々しい昼下がりの落とし所なのかもしれません。さすがフランス人(?)。
独裁制を布いた織田信長は従来、軍師・参謀の類を持たなかったとされています。
この時代小説ではそれが「いた」として、禅僧・沢彦(たくげん)が織田信長のブレーンとして描写されています。
本書の「あとがき」で著者が、「沢彦宗恩について、記録上、わかっていることはさほど多くない」(P721)と述べていることもあり、それ以外の部分は大幅に想像で補っています。
例えば妙心寺の大先輩に当たる太原雪斎に単独で会いに行ったり、友人の快川上喜と諜報戦を繰り広げたり、更に本能寺の変では…おっと、クライマックスのネタバレになるのでこれは伏せておかねばなりませんな。
ともかくも、加藤廣『信長の棺』ほどではないにせよ、インテリジェンスが仕掛けられています(※)。
※ちなみに、私が本書を読むきっかけとなったのは、たしか『信長の棺』のあとがきで『沢彦』が取り上げられていてそれを心に留めておいたからだと記憶しています。
![]() |
![]() |
沢彦(たくげん) 著者:火坂 雅志 |
今日、マクドナルドに行ったら、ハッピーセットのおまけに「たまごっち!」のDVDが付いてくる(※7日・8日のみ)ことを知り、
「別にたまごっちには愛着とか興味はないんだけれども、このDVDに収録されている映像をブログのレビュー記事にできるかもしれない」
と思い、ハッピーセットを注文してDVDを貰いました。
で、入手したのが「たまごっち!スペシャルDVD ラブリンと一緒」です。
現在、未発表のレビュー記事が積み上がっていますので、こちらの批評記事を出すのは一週間以上先のことになると思います。
このショートフィルムは、東京ビデオフェスティバル2009で観ました。
http://tvf2009.jp/movie3/index.php?itemid=40
監督:加藤秀樹
出演:加藤秀樹の妻
備考:ドキュメンタリー、TVF2009優秀作品賞
あらすじ…乳がんの手術で髪を失った女性の髪が再び生え始め、初めて自毛をカットするまでを追う。
冒頭の美容室のシーンで、撮影者(加藤秀樹)の姿が鏡に映っています。まあ、これはご愛嬌でしょうか。
ともあれ、撮影期間がおよそ1年という長さは思わず唸ってしまいますな(それに引き換え作品の尺は8分40秒!)。これは夫婦だからできたのではないでしょうか。
阿片(アヘン)がいかにして中国に広まり、そして衰えていったのか?
本書では阿片から中国の近代史を見ています。
そして、本書の特徴の一つとして、中国人を阿片の一方的な被害者と見なしていないということが挙げられています。
阿片によって富を得た中国人も多かったし、時の権力者や活動家たちは、阿片を資金源として活動していたのだ。(P16)
イギリス、フランス、日本、蒋介石の国民党政府、毛沢東の共産党などの阿片とのかかわりを記しています。阿片って、それだけ巨大な利権になっていたんですね。
![]() |
![]() |
阿片の中国史 (新潮新書) 著者:譚 ろ美 |
このショートフィルムは、BIGGLOBEストリームで観ました。
監督:呉良次
出演:ブランドン・ドゥナウェイ、キャリー・シモン、アンソニー・フォースマーク
参考:http://www.imdb.com/title/tt1357000/
あらすじ…役者志望の青年レオンは、今一つ役に成り切れないでいた。
英語には「white lie」(嘘も方便といったような意味)がありますが、それに引っ掛けているタイトルなのでしょうか。
それはさておき、役者として一皮むけるとはこういうことなのかと思ってしまいました。
ただ、もしもこのようにして、役者としての成長が成し遂げられるのであれば、今後も二人はあのような修羅場を経験することになるのではないか? 最後の再会のシーンを見ているとそう推測いたします。
11月1日(日)、農大の祭りに行ってきました。
日曜日の午後に行ったせいか、ものすごい人込みで移動が困難に。
それはさておき、中庭には御輿が展示されていました。
こういう凝った作りの物もあれば、
ふとましいせんとくんやユルいガンダムといったネタに走っているものもありました。ちなみに、このガンダムの股間にはティッシュが取り付けられていました。
この動画は、雑誌『本当に存在する 投稿!恐怖心霊動画』(DIA Collection)の付録DVDで観ました。
出演:愛葉るび
生き人形遊びとは、動画の説明によると「現世に彷徨う魂を呼び寄せ人形に生命を与える降霊術」とありますが、人形に生命を与えるというよりも寧ろ、人形を依り代にして霊を憑かせるといった方がいいでしょう。
ちなみに、合わせ鏡というのは通常はやってはいけないこととされていて、その理由として異界が見えてしまうからだと民俗学の講義で聞いた覚えがあります。
今回の降霊術で合わせ鏡を用いたのは、そこが異界と通じる装置になっているからなのでしょう。
本誌の説明によると、「コモ・レ・バ?」とは、
スペイン語で「ごきげんいかがですか」「調子はどうですか」という意味合いで使われる言葉です。(P5)
とのこと。
又、表紙を飾るのは浅丘ルリ子と村松友視。この二人を見ていると、本誌が想定する読者の年齢層の高さをうかがい知ることが出来ます。
では、この創刊号(Oct./Nov.2009)の記事はというと、連載エッセイ 児玉清「遊びをせんとや生まれけむ」(P7)、リレー・エッセイ 私の生前整理 その時のためにどう暮らすか(P12)、シリーズ・昭和の風景、昭和の町 郊外住宅地~昭和の小市民のささやかなユートピア~(P34)、…やっぱり年齢層は高めですな。
今日のイチオシDreamNews
ジンギスカン専門店【らむ亭】のアフィリエイト・プログラム正式リリースのお知らせ 有限会社らむ亭
今回紹介するのは、「Nikon Next」ブログパーツです。
このブログパーツでは、アメリカやオーストラリア、ノルウェーなど世界各国の芸術性の高い写真を鑑賞することができます。
例えばアイスランドの写真では、裸の男性が氷結した湖のほとりでうつぶせになっていますが、こんな寒いところでそんな格好をしていたモデルさんはさぞ大変だったろうと推察いたします。
他にも、「これどうやって撮ったんだ?」というくらい幻想的な作品もあります。ブログパーツ「Nikon Next」をここのブログのサイドバーに貼り付けておきましたので、色々と探してみてはいかがでしょうか。尚、ブログパーツ取得はこちら。
昨日、神保町の古本祭りに行ってきました。
古書を物色している間は脳内麻薬が出ているのか、疲れを感じないのですが、探索を終えて帰途に着くと疲労感にドッと襲われてクタクタになってしまいました。
最近のコメント