この映画は、試写会で観ました。
休日の午後二時半上映ということもあってか、人が結構来ていたようです。又、観客の年齢層は10代・20代が多く、男女比はおよそ半々といったところでしょうか。
ちなみに、上映終了後に観客席から拍手が起こりました。個人的な経験から言うと、試写会終了時に拍手が起こることは少ないのですが、観客が拍手をしたということはそれだけこの作品が良かったよと、観客が評価したからなのでしょう。
監督:細田守
出演:神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、富士純子
備考:アニメ
あらすじ…数学の才能を持った高校生の小磯健二は、あこがれの先輩・陣内夏希に長野の田舎に連れて行かれ、そこで夏希の婚約者を演じることに。健二は大家族に迎え入れられるが、その頃、仮想都市OZ(オズ)で異変が…。
私はライトノベルを読まないので断定はできないのですが、本屋で見かけるライトノベルの表紙の絵とこの映画の絵のタッチが似ていることから、これはライトノベルとの関係から考察してみることができるんじゃないかと思いました。しかしそちらからのアプローチはラノベ好きの方に任せるとします。
で、私はこの作品を観て、少々言葉は汚いですが、
「ババア強えな~」
と思いました。この場合のババアというのは、もうすぐ卒寿(90歳)を迎えようとする大おばあちゃんのことです。人脈広いし黒電話で激励するしでキャラも相当立っているのですが、この大おばあちゃんが観客を2度も泣かせたのです。
少々ネタバレしますが、1回目は物語の中盤で死んだ時、2回目は遺書が読み上げられた時です(観客の鼻をすする音が聞こえてきたのでそれとわかりました)。たった一人で泣きの二段攻撃を仕掛けてくるとは…。
ところで、この作品には随所にギャグが仕込まれていましたが、その中でも童貞少年の健二君が夏希先輩からホッペにチューされて鼻血をドバドバ出すところはベタだな~と思いました。まあ、健二君の童貞力がよくわかるからいいか。
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