消されたヘッドライン(2009年、アメリカ)
この映画は、「ブロガー諸君よ!スクープを狙え!ワシントン・グローブ社日本支社Presents『消されたヘッドライン』俺たち!市民ジャーナリスト試写会」で観ました。どうでもいいことですが、イベント名が長いですな。
まあ、私は映画好きのただの変なおじさんですから、市民ジャーナリストを気取るつもりはないし、マス(大衆)に広く真実を知らしめようなんて使命感も持ち合わせておりません。せいぜい、思ったこと感じたこと考えたことを書くだけです。
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン
原作:ポール・アボット(BBC・TVシリーズ)
原題:STATE OF PLAY
備考:サスペンス
あらすじ…1人の女性の殺人事件と前夜に起こった別の殺人事件。ワシントン・グローブ紙の記者たちは、被害者女性と国会議員のスキャンダルを追ううちに、2つの事件の奇妙なつながりを見出す。敏腕記者のカル(ラッセル・クロウ)は、持前の智恵と行動力で事件の裏側に迫るが…。(招待状の紹介文より引用)
「ワシントンで友人を持ちたかったら、犬を飼うことだ」
という格言がありますが、カル(ラッセル・クロウ)とコリンズ(ベン・アフレック)の「友情」を見ているとそれを想起します(詳しく言うとネタバレになるので控えます)。
ところで、この作品は元々、BBCのTVドラマをハリウッド映画にリメイクしたものです。元のTVドラマを私は知りませんが、少なくともこの映画よりは長かったはずで、映画化に際しては色々と短縮・省略が為されたものと推察いたします。
例えば、演出の一環として過去の回想シーンをちりばめてもよかったのに映画ではそれをしていないし、民間軍事企業や大物政治家などからの圧力や妨害工作がもっと描写されていてもいい。
でも、これらを盛り込んでしまうと、とても2時間じゃ収まらないから、それはそれで仕方のないことなのでしょう。
しかしながらそれだけストーリーが濃密になっており、映画の中ではわずか数日の間の出来事なのにも関わらず、そうとは思えないくらい立て続けに色々と起こります。
これ、ちょっとでも気を抜いたらストーリーを把握できなくなるんじゃないでしょうか。
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