山口敏太郎『本当にいる日本の「現代妖怪」図鑑』笠倉出版社
日本全国の現代妖怪563体(多いなあ…)を収録した図鑑。
豊富なイラスト(絵の巧拙は措て置くことにして)の数々もなかなか魅力的です。又、怪談の出典もちゃんと明記してあるのもいい(まだ読んでいない文献が散見されたので、それらを読んでみたくなりました)。
ちなみに、この図鑑に収録されている現代妖怪の中には、横浜のメリーさん(P44)や実況中継男(P242)のように実在の人物と思われるモノもいて、それはそれで面白い。そういえば児啼爺(こなきじじい)にも実在のモデル(山の中で子供の泣き声をだす変なおじいさん)がいたくらい(情報のソース:京極夏彦のラジオ番組)ですから、現代にも実在の人物が妖怪化する例があってもおかしくない。
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