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稲垣太郎『フリーペーパーの衝撃』集英社新書

 フリーペーパー(無料の雑誌、もしくは無料の新聞)の成り立ちと展開、そして今後の展望について述べたもの。
 私も時折、R25やトーキョー・ヘッドラインなどのフリーペーパーを読んでいますが、昔はとにかく広告が多かったのを記憶しています。今でも広告は多いものの、それなりに読ませる記事が増えてきたことを実感しています。

フリーペーパー

 ところで、本書では無料日刊紙「ヘッドライン・トゥデイ」(トーキョー・ヘッドラインの前身)発行の経緯と、それが様々な障壁にぶつかって挫折してゆくかが描かれており、その中に「中山氏は業界全体に包囲網ができていることを感じた」(P124)という一文があります。反無料日刊紙包囲網! 本書の中では包囲網の存在は「立証」されてはいないのですが、もしもそんな陰謀が本当にあったのだとしたら、包囲網に参加した人たちはこの件についてどう証言するんでしょうか?

フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B) Book フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B)

著者:稲垣 太郎
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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書評(経済)」カテゴリの記事

コメント

“無料求人誌”は雇用創出する社会インフラ
◆求人誌を支えてきたのは派遣業界
ここ数年、派遣業界を支えてきた「無料求人誌」が、そしてその「ラック(棚)」消えています。この度の雇用崩壊で、最もその影響が顕著に現れているのが求人誌です。とくに無料求人誌は、主な鉄道駅やコンビニから街中から、場所によってはそのラックごとすべて消えつつあります。求人が減少するのは雇用崩壊の勢で仕方がない話ですが、こうした現象は、求人誌がいかに派遣業界に支えられ発展成長してきたかという証です。
◆今こそ問われる「求人誌の真価」
 求人業界はこれまで景気上昇と共に発展成長してきましたが、少し業績が悪化したことを事由に、業界が構築したこの「社会インフラ」を崩壊させてしまう責任をどのようにするつもりでしょうか。果たして、それは一企業にとって都合が良い時だけの一時的な社会インフラだったのでしょうか。世界同時不況の直撃を受けた今こそ、雇用創出のために「無料求人誌」の真価が、そして会社存在のあり方が問われるべきです。
全文は下記ブログより
◆人事総務部ブログ&リンク集
 http://www.xn--3kq4dp1l5y0dq7t.jp/

>篠原美樹様
コメントありがとうございます。
残念ながら求人情報検索ツールには興味がないのでお断りいたします。
ちなみに、このブログに求人関連のリンクを貼っているのはアフィリエイトによるものです。

サイト管理人様

はじめてご連絡をさせていただきます。
キャリアジェット(www.careerjet.jp)というサイトを運営しております、キャリアジェットの篠原と申します。

さて今回、貴サイトに当社のリンクまたは、ツールの貼り付けのお願いでメールを差し上げました。

当社は、さまざまな求人情報サイトの人材募集要項を1つに集め、求職者が1度により多くの情報を得ることができるための、求人検索エンジンです。
貴サイトに、しごと探しに関する情報または、リンクが掲載されてるページがあるため、当社のリンクもしくは、求人情報検索に役立つツールのご使用にご興味をもたれるのではないかと思いメール致しました。

以下にありますのが、当社の直接リンクと求人情報検索ツールです。

リンク名:キャリアジェット URL:http://www.careerjet.jp

ジョブボックス:http://www.careerjet.jp/partners/jobbox.html
検索ボックス:http://www.careerjet.jp/partners/searchbox.html


ご多忙の折、突然のお願いで恐縮ですが、ご検討いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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キャリアジェット
篠原美樹
miki@careerjet.jp
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