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エスパー伊東のコレクション(2008年、日本)

 この動画は、アメーバビジョンで観ました。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=1093430

出演:エスパー伊東

 エスパー伊東が自分のコレクションを公開! …といっても、ここで提示されているのは、組み立てられていないプラモデル4個だけ。たった4個のコレクションというのは実にショボい。
 いや寧ろ、背後の本棚にぎっしりと詰まった本の方が充実しているんじゃないかとさえ思えてきます。
 本人の話によれば、他にもコレクションがあってそれを紹介する予定とのこと。う~ん、今回提示されたコレクションを超えるものを提示できるのでしょうか?

笛吹明生『大江戸とんでも法律集』中公新書ラクレ

 江戸時代初期から中期(享保)までの幕府の、幕府の「御触」を紹介したもの。
「家に忍び入ったり、土蔵の戸を開けたり、壁を破った者は窃盗未遂でも入れ墨」(P79)
 といった刑法的なもの、あるいは
「(新将軍の綱吉公が)明日六月十八日に上野に御成になるので、火の用心に念を入れてください。御成の道筋の各町は、今から道を掃除してきれいにしましょう。土蔵や二階の窓は塞ぎ、屋根にはなにも置かぬように。当日は喧嘩口論万事騒がしきことのないようにしてください」(P154)
 といった政府公報に該当するようなものまで、色々とあります。
 そんな中で、私が個人的に注目したのは以下のお触れです。
「この頃人を食う馬が出るといいますが、今度その馬が出たら、町の者が出て早々に捕らえましょう」(P110)
 人食い馬! 人を食う馬といえばギリシア神話に登場する、トラキア人のディオメデスの牝馬(ヘラクレスの12の功業の一つ)しか私は知りませんが、江戸時代にもいたのか…。
 でも、お触れの文章をよく読むと、「人を食う馬が出るといいますが」とあり、伝聞の形で表現しています。又、もしも本当に人を食う馬が出現したのなら、その馬に食われた人間がいるはずなのですが、そういった被害については全く書かれていません。このことはつまり、当局が事件の存在を「確認」できなかったことを示しているのではないでしょうか。
 これは私の推測ですが、当時、人食い馬の都市伝説が流布していて、それをお役人が取り上げてこのお触れを出したのではないでしょうか。都市伝説なら、実際に被害が出ていなくてもおかしくないからです。
 更にこの時の役人の心理を推測すると、人食い馬の話はにわかに信じがたい。しかしだからといって何も対策を取っていないと自分が怠けていることにされかねない。そこでとりあえず、お触れを出して自分は仕事をしているというポーズを見せておこう…、といったところでしょうかねえ。

大江戸とんでも法律集 (中公新書ラクレ) Book 大江戸とんでも法律集 (中公新書ラクレ)

著者:笛吹 明生
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年、アメリカ)

監督:デヴィッド・フランケル
出演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、アラン・アーキン
原題:Marley&Me
原作:ジョン・グローガン『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』早川書房

あらすじ…新米夫婦が子育ての予行演習のつもりで犬(マーリー)を飼い始めた。しかし、その犬は「世界一おバカな犬」だった!

 この映画は、試写会で観ました。
 試写会ではどちらかというと男性よりも女性が多いのが一般的なのですが、今回はその女性の比率が一般的なレベルよりも高かったように感じました。
 例えば、開演直前に観客席最前列の男女の数をカウントしてみたのですが、男性が6人、女性が16人でした。即ち、最前列の女性の割合は72.7%ということになります。

 映画のチラシの裏側に、「季節はめぐり、ジョンとその家族は、マーリーがいかに自分たちにかけがえのない人生を与えてくれたかに気づくときが来る……。」という一文があり、これを上映前に読んで私は、
「どう見ても死亡フラグです。本当にありがとうございました」
 と直感し、更には
「最後は犬が死ぬんだな。そしてそこで観客を泣かせるわけか」
 と推測しました。
 そしたら、案の定そうなりました(ネタバレしてすみません)。
 物語の終盤、マーリーが死ぬあたりで、私の隣に座っていた女性が泣いているのに気付きました。又、試写会が終って会場から出る際にふと振り返ると、会場から出てくる人たちの中に泣き顔の女性が幾人も見受けられました。

 ちなみに、先述した通りこの映画には泣かせる要素はあるものの、それ以外にもマーリーの馬鹿犬っぷりによるドタバタなど、笑わせる要素が序~中盤にあります。
 この映画は、こういう笑わせるネタを随所に織り込むことで、悲しいだけのお涙頂戴モノにはなっていませんな。

Marley

『マンガで学べる投資信託』社団法人投資信託協会

 投資信託をマンガ形式(マンガを描いたのは坂井恵理)でわかりやすく解説したもの。東証IRフェア2009で入手しました。
 ストーリーを簡単に述べると、三人の若者の前にトーシン教授という妖精さん(?)が現われて、投資信託について初心者向けの解説をしてくれるというものです。
 内容は初歩的なものばかりで、ストーリーでも主人公が投資信託を購入するところで終わっています。まあ、これ以上知りたい方は、セミナーなり他の文献なりを当たって下さいということなのでしょう。
 それにしてもこのトーシン教授、モデルとなった実在の人物がいそうで怖い…。

【社団法人 投資信託協会】
http://www.toushin.or.jp

マンガで学べる投資信託

ネイルの伝説 導入部(2008年、アメリカ)

 この動画は、Atom.comで観ました。
http://community.atom.com/Post/Legend-of-Neil-up-for-a-Streamy/03EFBFFFF000DA11C000800B27986/

監督:サンディープ・パリク
出演:トニー・ジャニング、マイク・ローズ、フェリシア・デイ
原題:Legend of Neil up for a Streamy!

あらすじ…ある日、男が深酒をしてテレビゲーム「ゼルダの伝説」をプレイした後、自分で自分の首を絞めながら自慰行為をして眠りに着いた。そして目を覚ますと、森の中で自分がリンクになっていた! さあ、冒険の始まりだ!

 自主制作のレベルでファンタジーをやるとは、結構頑張っているんじゃないでしょうか。現代を舞台にするのなら自分たちの服を衣装にすればいいし、撮影場所も現実にある場所を使えばいいんです。しかし、剣と魔法のファンタジーの世界が舞台となると、それなりのコスプレをしないといけないし、古代遺跡や城などはセットを組まないといけなかったりするので大変ですから。
 とはいえ、ショボいところはやっぱりショボい。特に、剣に至っては作品の中でネタにされています。
 尚、Legend of Neilページでは、現時点で第6話まで公開されている模様。興味のある方は続きをご覧になってみてはいかがでしょうか。

ME-Club

 今回紹介するのは、いまNikon一眼レフデジカメが当る三菱電機の「ME-Club」 です。
 ME-Clubは三菱電機が運営する会員制サイトです。このME-Clubの会員はクイズに正解したり投票に参加したりなどしてMEポイントを貯めて、そのポイントをプレゼントキャンペーンの応募に使うことができます。
 又、ME-Clubでは只今「貼ってデジカメ当たります」キャンペーンを実施中です。ブログパーツ「早わかり!新着情報ご紹介」を貼るだけで、抽選でデジタルカメラをプレゼントすると言うものです。尚、締め切りは5月11日まで。
 ちなみに、私もそのブログパーツをこのブログのサイドバーに貼っておきました。

ウォッチメン(2009年、アメリカ)

 この映画は、試写会で観ました。

監督:ザック・スナイダー
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガン
原題:WATCHMEN
備考:リアル・ミステリー超大作、R-15

あらすじ…かつて、世界を揺るがした事件の陰には常に<監視者>がいた。彼らは”ウォッチメン“と呼ばれ、人々を見守り続けてきたはずだった――。/そして今、一人の”ウォッチメン“が暗殺されたことからすべての謎は始まった…。(チラシの紹介文より引用)

 まず最初に断わっておきますが、この映画は決して万人受けする作品ではありません。寧ろ、観る人を選ぶ、カルトムービーじゃないかとさえ思います。観る人を選ぶ理由を3点ほど挙げておきます。

(1)セックス&バイオレンス
 この映画はR-15指定なのですが、ピストン運動が出てくるセックス描写や、血がドバドバ流れる残虐描写などを目の当たりにすると、R-18になってもおかしくないんじゃないか…。
 ともあれ、家族と一緒に観るものではないだろうし、エログロが苦手な人は観ない方がいいでしょう。
 ところで監督のザック・スナイダーは「300」という映画を作りましたが、そちらの映画も「ウォッチメン」と同様にセックス&バイオレンスが結構あってR-15指定になっていました(又、戦闘シーンではどちらも時折、スローモーションになる)。

(2)政治性が高い
 ケネディ暗殺、アポロ計画、ベトナム戦争がウォッチメンたちの活躍(?)とともに登場しますし、更にはアフガン紛争→米ソの対立激化→核戦争一歩手前という状況下で、彼らはそれに関わりながら物語は進行します。
 東西冷戦時代の歴史(特にアメリカ史)をある程度知っておかないと、ついていけないでしょう。

(3)灰色の決着
 ネタバレになるので詳しくは言えませんが、この映画の結末は、どこぞのアメコミヒーローが活躍するB級アクション映画のような、正義のヒーローが悪い奴らをやっつけてメデタシメデタシ…などといった単純明快な勧善懲悪モノではありません。
 私なんぞは、観終わった後にモヤモヤとした感触が頭の中に残りました。寧ろ、色々と考えさせてくれます。

 ちなみに、日本人ならばこの映画の中にちょっとだけ出てくる「ジャポニズム」にも触れておいた方がいいかもしれません。それは、初代ナイトオウルに会いに行こうとするダンとローリーを、ウォッチメンだとは知らずに襲い掛かる街の破落戸(ごろつき)たちの髪型です。私の見間違いでなければ、アレは一体…。
 他にも、ウォッチメンの一世代前のヒーローたちの描写が駆け足になっており、これらの状況を把握するのが大変だとか、ニクソンたちがいる司令室は映画「博士の異常な愛情」の舞台に似ているとか、Dr.マンハッタンがベトコンを虐殺(一応は戦闘なのですが、あまりにも一方的なのであえて虐殺と表現しました)する時のBGMが「ワルキューレの騎行」なのは映画「地獄の黙示録」を想起させるとか、そもそも上映時間が2時間43分の長さでも足りないくらい大きいボリューム感とか、色々と言及したいことがあります。しかし、この文章が映画以上に長くなるのもいかがなものかと思うので省略します。

Dr.マンハッタン

改革クラブの意義、二大政党制に収斂するには無理がある(2009年、日本)

 この動画は、zoomeで観ました。
http://circle.zoome.jp/matarihosyu/media/1297

投稿:古山孝侑
出演:大江康弘(総務会長・国対委員長)

 昨年の8月に結成された「改革クラブ」がなぜ誕生したのかについて述べています。
 なぜ二大政党制に収斂するには無理があるのでしょうか? 動画によると、国民の声を吸い上げるのに、政党が二つだけしかないという事態は無理があるとのこと。
 とはいえ、愚考するに小選挙区制を続けていく限りは、二大政党制への流れは変わりますまい。この流れを変えたいのであれば、国民の間に「政党が二つしかないから自分たちの意見が反映されない。中選挙区制に戻して数多くの政党ができる状態にすべきだ」という世論が必要ですが、残念ながら今のところそういった世論は聞こえてきません。
 ちなみに、私の意見ですが、少なくとも一度は二大政党制下で政権の転換をやってみればいいと思っています。というのは、実際にやってみないとその辺のところが実感できないからです。
 尚、改革クラブは所属する国会議員が現時点ではたったの5人というミニ政党です。そのためか、出演している大江康弘氏は総務会長と国対委員長を兼任しています。

【改革クラブ】
http://www.kaikakuclub.jp/

田代まさしのお久しブリーフ#1(2009年、日本)

 この動画は、zoomeで観ました。
http://circle.zoome.jp/tashiro_masashi/media/1/
http://circle.zoome.jp/tashiro_masashi/media/2/

出演:田代まさし、小明

 マーシーが出所して、ネット上で新しい番組を始めました。それが「田代まさしのお久しブリーフ」です。
 耳にタコとか、3年半と書かれたケーキ(マーシーの刑期は3年半だった)とか、前半は自身の不祥事ネタ・服役ネタが盛りだくさんとなっております。トークにここまで盛り込むとは、さすがはお笑い芸人といったところでしょうか。
 まあ、初回はこれでいいとして、番組の2回目、3回目と続けていけば(毎週水曜日更新)、それ以外のネタが出てくるでしょう。

こだわり野菜のお店「ヴェルジェ」

 今回紹介するのは、こだわり野菜のお店「ヴェルジェ」です。
 ヴェルジェでは様々な有機野菜を取り扱っているのですが、私なんぞは素材の風味を活かしたものを食べてみたいと思うので、もしもヴェルジェの野菜を使うとしたら…。
 そうですねえ、例えばトマトを使ったサラダなんていいんじゃないかと思います。もちろん、サラダにはトマト以外にもキュウリや玉葱なども使っていきたいですな。ちなみに、ドレッシングはあまり味の強いものは使わない方向で。

 尚、池袋駅、中野坂上駅、東久留米駅、船橋駅、野方駅などの駅ナカにヴェルジェがありますので(駅ヴェルジェ)、お近くの方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【来日記念】あにきの万物創世紀【特別番組】(2009年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6112195

 兄貴ことビリー・ヘリントンが、なぜニコニコ動画で人気を得たのかを擬似ドキュメンタリー形式で解説したもの。約30分ほどの長編となっており、途中で兄貴のMADなCMが挿入されます(このブログで紹介したものもありました)。
 とにかく笑ってしまうしかないのですが、時折まともな説明が入るから困る。なるほど、空耳が人気の要因の一つになっていたのですか。
 尚、映像作品としては歪みねぇ仕上がりとなっており、最後なぞはちょっぴり感動的ですらあります。

現代に生きる山伏の修行風景を公開!(2009年、日本)

 この動画は、雑誌『禁断(近代麻雀2/15増刊号)』の付録DVDで観ました。

出演:田村昌法

 新潟県魚沼市の山伏・田村昌法氏の密着ルポ。
 捨てられた神様(仏様)を拾ってきて集めているのですが、こうして見ると捨てられた神仏って結構あるもんですなあ。これが祀り捨ての残骸か…。でも、こうやって拾ってくれる人がいるだけマシですな。
 又、護摩焚きの儀式が最後に収録されていますが、村人たち普通に参加しているところを見ると、村の習俗としてすっかり定着しているのがわかります。

【参考文献】
『禁談 近代麻雀2/15増刊号』竹書房(目次)

禁談 近代麻雀2/15増刊号

矢追純一独占インタビュー 最新UFO事情を語る(2009年、日本)

 この動画は、雑誌『禁断(近代麻雀2/15増刊号)』の付録DVDで観ました。

出演:矢追純一

 UFOディレクター矢追純一氏に独占インタビューしたもの。
 もちろんUFOのことについても語っているのですが、話が進むにつれて、「人間の波動を空間エネルギーにチューニングさせる」とか、「秘密結社の『ジ・アルトラ』」といったことも述べています。
 又、最後には矢追純一氏によるヒーリング体験(コーヒーの味が変わる、体が柔らかくなる)もあります。…このヒーリング、ひょっとして催眠術なのでは?
 いいですねえ、適度にトンデモ臭がプンプンして。

【参考文献】
『禁談 近代麻雀2/15増刊号』竹書房(目次)

禁談 近代麻雀2/15増刊号

空飛ぶタイヤ 第一話(2009年、日本)

 このWOWOW連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」は、番組完成披露試写会で観ました。

監督:麻生学
出演:仲村トオル、田辺誠一、萩原聖人、水野美紀、ミムラ、袴田吉彦、他
原作:池井戸潤『空飛ぶタイヤ』(実業之日本社)
備考:社会派ヒューマンサスペンスドラマ

 イベントの冒頭、出演者の仲村トオル、田辺誠一、萩原聖人、水野美紀、國村隼の5名が舞台挨拶に登場。この試写会がブロガー向けのイベントであることを意識したコメントが散見されました(例えば、あいさつの最後に仲村トオルが「ぜひ好意的なブログ(記事の執筆)をお願いします」と言っていました)。
 こういったその時その場所ならではの発言というのは、紋切り型の宣伝文句の羅列に較べればはるかに好感が持てます。

 さて、続いては本題のドラマについて。
 今回のイベントで視聴したのは全5回のうちの第1回(初回)のみなのですが、この回だけでも随分と内容が濃くて重いとの印象を受けました。その根拠を3つ挙げておきます。

(1)登場人物が多い
 出演する俳優の顔ぶれだけを見ても、ドラマ2~3本は制作できるんじゃないかと思えるくらい多い。おまけに、脇役に至るまでキャラが立っている。

(2)会話のシーンが多い
 風景を淡々と流すとか、登場人物が一人で沈思黙考するなどといったシーンは殆ど見受けられず、人と人が話しているシーンが圧倒的に多い。

(3)緊張が続く
 演出の一つの手法として、2つの緊迫したシーンの間にユーモラスなシーンを挿入して、そこで観客に一息つかせる、というものがあります。
 しかるに、このドラマではユーモラスなシーンがなく、絶えず緊張しっぱなしとなっています。

 ちなみに、このドラマで扱っている「大企業のリコール隠し」のモデルとなった実在の事件について、若干の心当たりがありますが、それについては省略。もしもこの社会派ドラマの視聴をきっかけに、社会問題としてのリコール隠しに興味をお持ちになったら、関連書籍を参照するなりして調べてみるといいでしょう。

 尚、このドラマは第1話無料放送となっております。

水子は人を祟るのか? 水子地蔵ルポ(2009年、日本)

 この動画は、雑誌『禁断(近代麻雀2/15増刊号)』の付録DVDで観ました。

出演:渡辺則芳(性源寺住職)
場所:福島県性源寺

 この動画によると、「水子が祟る」とされるようになったのは1970年代(オカルトブームがあった頃)からとのこと。水子の祟りの歴史って、意外と浅いんですねえ。
 ただし、水子供養は江戸時代からあり(江戸時代中期に祐天上人が始めたとされる)、水子が日本人の心に深く根を下ろしているのは間違いありません。
 又、動画の中では「仏教に祟りはない」として「水子の祟りはウソ」であると論じています。しかし、仏教にはなくても神道には祟りがあります(例:菅原天神、御霊神社)。
 日本人の間に「水子の祟り」信仰が受け入れられていったのは、死んだ(あるいは中絶によって殺された)赤ちゃんに対する罪責感と共に、神道的な「祟り信仰」(恨みを残して死んだ者は禍いをもたらすとされる)の素地があったからだと思われます。

【参考文献】
『禁談 近代麻雀2/15増刊号』竹書房(目次)

禁談 近代麻雀2/15増刊号

稲垣太郎『フリーペーパーの衝撃』集英社新書

 フリーペーパー(無料の雑誌、もしくは無料の新聞)の成り立ちと展開、そして今後の展望について述べたもの。
 私も時折、R25やトーキョー・ヘッドラインなどのフリーペーパーを読んでいますが、昔はとにかく広告が多かったのを記憶しています。今でも広告は多いものの、それなりに読ませる記事が増えてきたことを実感しています。

フリーペーパー

 ところで、本書では無料日刊紙「ヘッドライン・トゥデイ」(トーキョー・ヘッドラインの前身)発行の経緯と、それが様々な障壁にぶつかって挫折してゆくかが描かれており、その中に「中山氏は業界全体に包囲網ができていることを感じた」(P124)という一文があります。反無料日刊紙包囲網! 本書の中では包囲網の存在は「立証」されてはいないのですが、もしもそんな陰謀が本当にあったのだとしたら、包囲網に参加した人たちはこの件についてどう証言するんでしょうか?

フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B) Book フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B)

著者:稲垣 太郎
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

金属探知機をつかって、いくらお金を見つけられるか?(2009年、日本)

 この動画は、民の大挑戦で観ました。
http://tami.biglobe.ne.jp/challenge/athlete.html?start=10&id=64

出演:渡辺ラオウ(おかゆ太郎)

 砂浜で金属探知機を使って硬貨を探し当てるというもの。
 で、その結果なのですが、5時間で1498円を拾ったということは、時給は約300円という計算になりますな。
 でも、探せば結構あるもんですねえ。自動販売機の釣銭口を探すよりはいいかもしれません(ただし、こちらは金属探知機を用意するという設備投資が必要ですが)。

小島毅『足利義満 消された日本国王』光文社新書

 まずこの本を読むに際して、注意しなければならないことがあります。それは、話の脱線が頻繁にあるということです(著者自身が本書の中で「私の悪い癖で、話が脱線ばかりしてなかなか先へ進まない」(P36)と述べているくらいです)。
 例えば本筋と全く関係ない(=省いても何ら問題ない)のに、自分の先祖が上杉謙信に仕えていたという「自慢話」が出てきます。ちなみに私の先祖は平家の落人ですが(おっと、著者の癖に引きずられて私も脱線してしまった!)。
 さて、話を元に戻します。本書では、室町幕府第三代将軍足利義満が、明の皇帝から「日本国王」に認定してもらうなどして、着々と「日本国王」になってゆくものの、義満の死後にそれが否定されてゆく様が描かれています。
 「消された日本国王」というのは、「日本国王」足利義満が暗殺されたことと、足利義満が「日本国王」であった事実が消去されたことの二つの意味があります。
 尚、暗殺の容疑者として、本書では栄仁法親王と斯波義将の名前が挙がっていますが、これは著者自身の「かってな想像」(P214)であり、真犯人は不明のままです。まあ、新資料でも出てこない限りは想像をたくましくするしかないんでしょうなあ。

足利義満 消された日本国王 (光文社新書) Book 足利義満 消された日本国王 (光文社新書)

著者:小島 毅
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

サックスはシュノーケルの代わりになるのか?(2009年、日本)

 この動画は、民の大挑戦で観ました。
http://tami.biglobe.ne.jp/challenge/index.html?sort=5&start=0&id=48

出演:倉田英氏(サックス演奏者)
協力:フィットネスクラブレスコ八柱

 先に結果を言っておきます。この挑戦では「サックスはシュノーケルの代わりにならない」という結論が得られました。
 しかしそんなことよりも、水中でサックスを銜えてもがく姿が珍妙で面白い。

コールドマスターズ

 今回紹介するのは、ニチレイフーズの動画「コールドマスターズ」です。
 白人と黒人の男性二人が街に繰り出して、気に入ったものを氷漬けにしてゆくというものです。又、時折出てくるアメコミ調の画面演出がさらなるバタ臭さを醸し出しています。
 ところで、最後の方でコールドマスターズが女性の足元を氷漬けにするところがあるのですが、「これは人間に向けちゃまずいんじゃないの?」とツッコミを入れたくなりました。でも、コールドマスターズの武器は人体に使用しても安全だというPR(?)になっているのかもしれない…と思いなおしました。

美大生は、真っ黒に塗りつぶした紙に消しゴムで絵を描けるか?(2009年、日本)

 この動画は、民の大挑戦で観ました。
http://tami.biglobe.ne.jp/challenge/index.html?sort=2&start=0&id=503

出演:金城真史、大城友里

 内容はタイトルの通り、二人の美大生が、鉛筆で真っ黒に塗りつぶした紙に消しゴムだけでデッサンをするというものです。
 で、両者の作品を観ると、消しゴムで描写するのは初めてということもあって、技術的に洗練されていないけれども、描画の経験を積んでいるのでそれなりの作品に仕上がっている、という感じが出ていました。

宴会芸ネタ帳

 歓迎会や忘年会、新年会などで披露する(披露させられる)宴会芸…。「ネタが思い浮かばない」「ウケなかったらどうしよう」などと思ってしまうことはありませんか?
 さて、今回紹介するのは、宴会芸のネタ探しサイト『宴会芸ネタ帳』です。
 初心者向けの「初級宴会芸」から、上級者向けの「上級宴会芸」「激ムズ宴会芸」など、多種多様な宴会芸を掲載しています。
 私なんぞは宴会の「経験値」が低いので、「初級宴会芸」の中から適当なものを選んでみることにします(いきなり難易度の高いもの、例えばひとりでおこなう漫談「腹話術」は、難しいだけに評価ポイントが高いし、人形との会話でローカルネタを盛り込めるという魅力がありますが、そこまで修練を積むだけの根性が私にはありません)。
 エアギター、瓦割り、折り紙…、色々とあるもんですなあ。…おっと、風船の折り紙「バルーンモデリング」? ああ、細長い風船を折って動物の形などに作るアレですか。これって難易度が低い方に分類されていたんですね。バルーンモデリングの作品は結構見栄えがするから、いいかもしれません。

武田鏡村『[図説]戦国兵法のすべて 孫子を超えた最強の策略「山鹿流兵法」』PHP文庫

 タイトルには「戦国兵法のすべて」とありますが、実際には全てではありません。3点、指摘しておきます。

(1)兵法の呪術的側面が無視されている。
 例えば織田信長は桶狭間へ向かう途中、熱田神宮に参拝し、そこで馬のひづめの音を聞き、「これは吉兆である」として将兵の士気を高めました。
「何をそんな迷信じみたことを」
 と合理主義者は馬鹿にするかもしれませんが、世の中には馬鹿にしない人たちがいることをお忘れなく。

(2)剣術のことが書いてない
 兵法の概念は、本書にて述べられているような軍の戦略・戦術の他に、武術(特に剣術)も含みます。例えば「兵法指南役」といえば剣術の師範です。

(3)足利学校の記述無し
 軍師の養成機関であった足利学校のことに触れていません。

 ただし、少々フォローしておくと、文庫のサイズで「戦国兵法のすべて」を述べるのは無理があります。そのため、忙しいビジネスマン向けに役に立ちそうだと思われる箇所だけかいつまんで収録しているようです。

 最後に、山鹿流兵法についてですが、残念ながら私はこれに詳しくないので、本書だけでは山鹿流兵法を論評するのはどうにも心もとない。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456966055X/nifty0b5-nif1-22/ref=nosim

ハーレクイン×ebookjapan限定復刻!

 恋愛小説が好きな方へ。
 ハーレクインの恋愛小説がebookjapanで限定復刻されました。これはebookjapanの電子書籍という形で『エメラルドの愛人』『月影の水都』『愛の円舞曲』などのハーレクイン社の恋愛小説を購読することができるというものです。
 又、リン・グレアムなどの人気作家が登場するビデオレターが4月17日までの期間限定公開をしています。この人たちがあの恋愛小説の数々を書いているのか…。
 尚、サイトには無料で読める「立読版」がありますので、まずはこちらでハーレクイン 小説を試し読みをしてみてはいかがでしょうか。

一柳廣孝『心霊写真は語る』青弓社

 「心霊写真」について、前川修、長谷正人、小泉晋一らの各氏が書いた論文です。怖いもの見たさで本書を手に取ると、その学問的な内容に落胆するかもしれません。
 内容は真面目な論文であり、論文を読むのに慣れていないと読破は難儀かもしれません。
 尚、心霊写真はキワモノ扱いで済ませてしまうことも可能ですが、本書のように立派な学問の対象になりうる(例:心霊写真を受容する人間の心的機制など)ことがわかります。

 心霊写真は語る 心霊写真は語る
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

レッドクリフ Part 1(2008年、中国)

 この映画は、『レッドクリフ Part 1』DVD発売記念ブロガー試写会で観ました。

監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童、リン・チーリン

あらすじ…赤壁の戦いが今、始まる!

 そもそも私は、
(1)吉川英治版『三国志』を読破した。
(2)横山光輝版『三国志』を全巻所有(もちろん読破済み)している。
(3)KOEIの三国志シリーズで何度も中華統一している。
 という、三国志については比較的ディープな人間であることをあらかじめ表明しておきます。
「原作厨うぜぇ」
 と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはご容赦ください。

 大喬(小喬の姉で、孫策の室)の存在が省かれていたり、赤壁の戦いの前哨戦が水戦ではなく陸戦になっていたりなど、三国志とは異なる部分が幾つも幾つも見受けられますが、それは映画化に際して変えたのだと考えれば、まあ納得しないでもありません。あの重厚長大なストーリーの一部分を切り取って2部作の映画にまとめる、そしてそれのみならず、外国人が見てもある程度わかるようにしないといけないのですから。
 しかしながら、あえて一つツッコミを入れさせていただきます。
 張飛の武器が蛇矛じゃない!
 冒頭の長坂の戦いで、張飛は蛇矛じゃなくて槍を持って戦っています。衣装やセットであれだけ頑張っているんだから、こういう小さいところでもどうにかならなかったのかなあ…などと思ってしまいます。
 ちなみに、関羽の方は青龍偃月刀っぽい武器を使っていました。

周瑜と小喬
出典:横山光輝『三国志』24巻、P99
 映画ではこの二人のベッドシーンがあります。そんなにエロくはありませんが、この映画自体が長いので、地上波で放送される時はカットされるかもしれませんな。

 尚、試写会の上映が終盤に差し掛かる頃、映像がいきなり停止してパート2の予告編が流れるアクシデントが4度も起こりました。さすがに会場からは失笑が漏れていました。
 上映後の係員の説明によると、機会のトラブルによるものとのこと。更にお詫びにということで招待券をいただきました。招待券はありがたい。

レッドクリフ Part1 Standard Edition レッドクリフ Part1 Standard Edition

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

NEC「Yes, Lui can」のムービー予告CM

 今回紹介するのは、NEC Yes, Lui can.のムービー予告CMです。


作品名:Luiって何だ!?
投稿者:leoterdさん

 一応、アニメーション作品なのですが、この動画を作る際に用いられたイラストの数が非常に少ない(背景画像もない!)。そのため、キャラクターの動きもどことなくぎこちない。
 しかし、あえてモノクロにすることによって妙な古めかしさを醸し出し、そういったぎこちなさにも一種の味わいを与えていると言えるでしょう。

作画崩壊(2008年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2427264

 各種のアニメ作品に登場する作画崩壊の有様を延々と流したもの。
 伝説のキャベツやら「おんみょうだんをくらえー!」やら、とにかく突っ込みどころ満載です。
 それにしてもよくこんなクオリティで放送したものだなと、逆に感心してしまいます。まあ、それだけアニメが粗製濫造された証拠でもあるのでしょうが。

【MAD】モノノケダンスでMUSASHI【GUN道】(2008年、日本)

 この動画は、ニコニコ動画で観ました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2604111

 「GUN道MUSASHI」の戦闘シーンに「墓場鬼太郎」のオープニングテーマ「モノノケダンス」を合わせたものなのですが、ともかくも「GUN道MUSASHI」の作画レベルのひどさが改めて思い知らされます(私はギャオで再放送された「GUN道MUSASHI」を観ました)。
 モノノケダンスは怖くていい曲なんですが、この映像と合わせるとギャグにしかなりませんな。

関裕二『藤原氏の正体 名門一族の知られざる闇』東京書籍

 平安時代に権力をほしいままにした(と同時に怨霊の祟りに脅かされた)藤原氏の成り立ちを論じたもの。
 本書の中で著者は、「中臣鎌足は、当時朝鮮半島の百済から人質として来日していた、百済王・豊璋その人ではないか」(P130)という推論を述べています。
 ただし、その根拠となると正直言って弱いと言わざるを得ない。本書で挙げた証拠は、首を塩漬けにする大陸の風習を持ち込んだこと、正式な官職に就かなかった(中臣鎌足は日本国籍がなかったから正式な官職に就けなかったのだという)ことです。
 首を塩漬けにする風習なら、何も豊璋だけが伝えられたわけではない。日本にやってきた大陸出身者は彼以外にもいくらでもいたからです。というよりそもそも、豊璋がこれを伝えたという証拠はないのです。
 又、正式の官職に就かず、臨時職の内臣(うちつおみ)にとどまったのは、大化の改新が文字通り「臨時」のものであったからだとも考えられます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4487798604/nifty0b5-nif1-22/ref=nosim

池上良太『図解 北欧神話』新紀元社

 オーディンやトールなどの北欧神話に登場する神々や、ルーン文字、ユグドラシルなどを項目別に解説したもの。
 北欧神話については山室静『ギリシア神話<付北欧神話>』(知的教養文庫)でストーリーを把握していたので、ラグナロクやヨトゥンヘイムといった北欧神話ならではの単語が飛び出してもついて行くことができました。
 北欧神話を通読するなら、前掲の『ギリシア神話<付北欧神話>』がいいでしょう。一方、『図解 北欧神話』ではタイトルの通り図(イラスト)が豊富に掲載されているので、理解の手助けにはいいでしょう。

図解 北欧神話 (F-Files No.010) (F‐Files) Book 図解 北欧神話 (F-Files No.010) (F‐Files)

著者:池上 良太
販売元:新紀元社
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