メディシノバ「喘息患者を新薬で救え ~気管支拡張剤 MN-221~」
12月初旬に某所で開催された個人投資家向けイベントで入手した小冊子です。
内容を簡単に説明すると、メディシノバ社長の岩城裕一氏を主人公として、メディシノバが開発を手がけている喘息急性発作治療薬MN-21の成り立ちをマンガで描いています。(作画:和田順一)
ところで、このテの作品にはありがちなことなのですが、主人公は実物よりも美化されて描かれています。そこのところ(容姿)は割り引いて見た方がいいでしょう。
なお、このマンガで述べられていないことですが、新薬の開発には莫大な費用と長い時間がかかりますし、開発に取り組んだ新薬の全てが商品化されるとは限らないということを指摘しておきます(投資家が投資を判断するに際しては、その企業にとって都合の良い情報のみならず、悪い情報やリスク要因も考慮に入れておく必要があるため、念のために言及した次第です)。
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