霊柩車の男(2008年、日本)
この動画は、東京ネットムービーフェスティバルで観ました。
http://www.netmovie-fes.jp/2008/jpn/general/no_02.html
監督:大山千賀子
出演:長澤壮太郎、不二子、ミキ・パルス
備考:http://toyama.iweb.bsu.edu/thehearsedriver/jpn.html
あらすじ…男が霊柩車を運転している。差別される視線を感じながら。そして霊柩車を駐車場に停め、トランクの中に入る。
最初、雰囲気からホラー作品かと思いましたが、どうもそうではない。
何が起こるかというと、男が霊柩車のトランクの中に入ってトリップしています。で、男はトリップして何をするかというと女性を強姦する…。どうやら、この男の精神世界は病んでいるようですな。
ちなみに、この男がなぜ差別の視線を受けるかといいますと、民俗学的に説明できます。日本人は死の穢れを忌む(その証拠に、葬式ではお清めの塩を貰って自宅に帰る前に塩で穢れを清める)ので、その死の穢れに触れることの多い霊柩車の運転手は穢れが多い存在でもあり、従って差別されてしまうということです。
« 拉致問題を考えるみんなの集い(2008年、日本) | トップページ | 夏の日のぬけがら(2008年、日本) »
「自主制作映画」カテゴリの記事
- 13日の金曜日:キャンプ・ブラッドの陥落(2022年、アメリカ)(2023.11.16)
- 13日の金曜日:犠牲者はもういらない(2022年、アメリカ)(2023.11.15)
- 13日の金曜日:YouTubeで最も短い13日の金曜日(2023年、アメリカ)(2023.11.09)
- 13日の金曜日:悪の起源パート3(2023年、ドイツ)(2023.11.08)
- 13日の金曜日:悪の起源パート2(2022年、ドイツ)(2023.11.07)
コメント