H14『セカンドライフ 7つの誤解』宝島社
アメリカのリンデンラボ社が運営するウェブサービス「セカンドライフ」について、巷間言われている「誤解」を指摘・解説したもの。
ちなみに、本書によると誤解というのは
・セカンドライフは完成品である。
・セカンドライフへの早期参入だけが企業のメリット
・換金=商売
・セカンドライフはつまらない
などということです。
この中の「セカンドライフはつまらない」は誤解だと言われると違和感を抱く人(例えばセカンドライフをやってみてすぐに放り出した人など)がいるかもしれません。しかし本書では「ユーザーが優良なコンテンツや人の多い土地にたどりつくルートが確立されていないことが問題」(P123)だと述べています。
面白いコンテンツは確かにある。しかし、それが一体何なのか&どこにあるのかわからない…といったところでしょうか。
セカンドライフ 7つの誤解 (宝島社新書 248) (宝島社新書 248) 著者:H14 |
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