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ジョン・キャンディの大進撃(1995年、アメリカ)

監督:マイケル・ムーア
出演:ジョン・キャンディ、リア・パールマン、アランアルダ、ジェームス・ベルーシ、ダン・エイクロイド
原題:CANADIAN BACON
備考:ポリティカル・アクション・コメディ

あらすじ…冷戦終了で兵器産業にリストラの嵐が吹き荒れ、バッドはなんとか保安官の職を得たが、自殺する元仲間たちの死体を集めてボーナスを稼ぐありさま。そんな空前の不景気打開のため、政府高官の考えた秘策が、なんと隣国カナダを仮想敵国にすること! まんまと政府のデマにのったバッドたちがカナダへと攻め込んだ…(?)(パッケージの紹介文より引用)

 マイケル・ムーアが「ボウリング・フォー・コロンバイン」(2002年)で大ヒットする前に作った映画です。

 本作ではマイケル・ムーアの作品らしく、随所に政治的な小ネタが利いています。例えばバッドたちがトラックに「SUCK CANADA」などとスプレーで落書きし、そのトラックでカナダを走行するのですが、カナダの白バイ警官がそれを呼び止めて、カナダのもう一つの公用語であるフランス語も併記するようにと指導する始末です。

 それはさておき、この作品の中で、政府首脳が集まって「アメリカの脅威」となる人物を探しているシーンがあります。しかし、そんなアメリカ政府にとって都合のよい人物がなかなか見つからない。そこで大統領が、
「他にないのか? 国際テロリストとか…」
 と言うんですが、これは一蹴されてしまいます。
 しかしながら、その後、2001年にリアルな世界で起こった911テロ(国際テロ組織アルカイダが起こした同時爆破テロ)のことを考えると、妙な気分に襲われます。
 あの当時は、アメリカ政府もアメリカ国民も、国際テロリストの恐ろしさをその程度に見ていたのでしょう。

ジョン・キャンディの大進撃

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