監督:ヴィンス・ディ・メッリオ
出演:ヒューゴ・アームストロング、ティファニー・ベイカー、ジェフ・コートニー、チャーリー・フィネリー、オードリー・ロウ、ギル・ラスムッセン、ケヴィン・ヴァンフック
原題:THE DAMNED WITHIN THE SHADOWS
あらすじ…若い夫婦エドワードとアリスの目前で大統領が暗殺された。重要目撃者として身柄を保護された二人は、FBI特別捜査官シモンズに連れられ、都会から遠く離れた隠れ家へ身を隠す。だがそこは、恐怖に彩られた地獄への近道だった…。(パッケージの紹介文より引用)
DVDのパッケージに記載されているスタッフの項目をチェックしてみると、
監督・脚本・編集・SFX |
ヴィンス・ディ・メッリオ「死霊のいけにえ」 |
製作・脚本・編集・SFX |
ティム・ラスムッセン「死霊のいけにえ」 |
製作 |
ケヴィン・ヴァンフック「死霊のいけにえ」 |
撮影 |
マット・スタイナウアー「死霊のいけにえ」「デンジャラスビューティー」 |
音楽 |
マイク・ピーターズ |
衣装 |
メリッサ・ラスムッセン「死霊のいけにえ」 |
SFXスーパーバイザー |
チャド・B・コール「デンジャラスビューティー」「死霊のいけにえ」「ロック・ネス」 |
特殊メイク |
フラディ・フィッシャー「死霊のいけにえ」 |
とあり、殆ど「死霊のいけにえ」と同じ製作陣で作られた映画なんだなということがわかります。
さて、冒頭の暗殺シーンですが、オンボロのテレビでニュース映像として流すという形で済ませています。これなら、特撮やCG、派手なアクション、豪華なセットなどは必要ないので、低予算でできます。
又、映画の舞台となる隠れ家も、低予算で済ませることができそうな具合となっております。
ところで、この隠れ家となる空き家では、50年ほど前に、チャールズ・ボンハムという男(話し振りからすると知○遅れと思われる)が一家を惨殺して自分も首吊り自殺をしました。そのため、ボンハムと殺された母親と娘が亡霊となって出現する(あれ? 父親は?)のですが、それにしてもこの殺人鬼ボンハムはよっぽど童貞をこじらせていたようです。
尚、パッケージに出てくる墓碑銘の「CHARLES BONHAM GONE TO HELL」は、「地獄に堕ちたチャールズ・ボンハム」という意味で、まあ3人も殺したのだからそのように記されるのもむべなるかなと思います。
それから、原題の「THE DAMNED WITHIN THE SHADOWS」は、和訳すると「暗がりの中の地獄に落ちた人たち」といった意味です。
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