ローズ・レッド(2001年、アメリカ)
監督:スティーブン・キング
出演:ナンシー・トラビス、マット・キースラー、ジュリアン・サンズ、キンバリー・J・ブラウン、デービッド・デュークス、ジュディス・アイビー、マット・ロス、ケビン・ティーグ
原題:Stephen King's Rose Red
備考:ホラー
あらすじ…超常現象研究家ジョイスは、今は眠っている幽霊屋敷<ローズ・レッド>を再び呼び覚まそうと、6人の超能力者たちを集う。<ローズ・レッド>では、建造当初から事故死や失踪事件が相次ぎ、その半世紀後1950年からは屋敷自らの意思で部屋を増やし、成長を続けているという。(パッケージの紹介文より引用)
本編が254分(4時間14分)という大作です。長さとしては「悪魔の嵐」(約4時間半)と同じくらいですが、密閉された空間の度合いとしてはこちらの方が濃いように感じます。
さて、この映画で怖いところは、幽霊屋敷が醸し出す雰囲気や死に彩られた歴史など色々とあるのですが、私が白眉だと思ったのは、早朝、メンバーが一人また一人と屋敷の餌食にされてゆくのに、他のメンバーが気付かずにそれぞれの時間を過ごしているシーンです。
どこぞのモンスターパニックムービーのように、巨大な怪物が出てきて、誰の目にも明らかな方法で人々を殺してゆくのももちろん怖いのですが、ローズレッドの方は正体が見えない(見せない)不気味さ・恐ろしさが加味されるのです。
ちなみに、幽霊屋敷「ローズ・レッド」のモデルになった「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」に関する情報はこちら(Wiki)。
【関連記事】
・ローズ・レッド:ザ・ビギニング
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