サロゲート・マザー(1996年、日本)
監督:レネイ・アーロム
出演:松田聖子。ブリジット・ウィルソン、スコット・コーヘン、ピーター・ボイル
原題:SARROGATE MOTHER
備考:サイコ・サスペンス
あらすじ…不妊に悩む夫婦(ナオミとマイク)が、代理母に出産を依頼する。ところがその代理母となる女性(ジェニー)は、とある目的があって夫妻に近づいたのだった。
「サロゲート」とは、子供が欲しくても妊娠できない夫婦が、合法的に第三者の子宮に受精卵を支給し、妊娠・出産して貰うシステムの事で、委託を受けて妊娠・出産する女性のことを「サロゲート・マザー」と呼ぶ。(パッケージの紹介文より引用)
冒頭からいきなり、メッタ刺し→ガス爆発というショッキングなシーンです。掴みはなかなかよろしい。
又、悪役(ブリジット・ウィルソン)の面構えもなかなか凶悪です。アゴがしゃくれていて、しかもアゴの先端が鋭く尖っている。おまけに半開きの口と、ギョロギョロした目も印象的です。
顔だけでも充分怖いのですが、その上さらに、大きなお腹を抱えて日本刀を振り回すんですからなおさら怖い。
それから、主演の松田聖子についても述べておきます。
松田聖子が演じているのは、ニュースキャスターというキャリアウーマンで、しかも夫は建築家、住居は豪邸(風呂は泳げるほど広いし、ワインセラーもある)という、いわば上流に属す人間です。それゆえに、庶民から見ればどことなく浮世離れしている感じがします。
又、松田聖子の英語ですが、日常会話はともかくも、ニュースキャスターとなると力不足じゃないかと思いました。とはいえ、ニュースキャスターに求められる言語能力はレベルが高い(正しい発音と的確な表現が必要だし、気の利いたことも言わねばならない)ので、これはある程度はやむをえないのでしょう。
ちなみに、もしも英語でニュース原稿を読み上げる際、安藤優子の如く堂々とした態度であったなら、もうちょっとは貫禄が出ていたんじゃないでしょうか。
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