天野ミチヒロ『本当にいる世界の「未知生物」案内』笠倉出版社
ネッシー(P182)やイエティ(P77)といった有名なものから、ビルマのワニ怪獣(P67)や南極ゴジラ(P324)といったマイナーなものまで、世界中のUMA(未確認生物)をこれでもかこれでもかと紹介したもの。その数891体!
よくもまあ、これだけ集めたものだと頭が下がる思いがしますが、著者(天野ミチヒロ氏)の懐疑的な姿勢(例えば目撃されたUMAが他の生物の見間違えではないかなどと、ところどころで述べている)のせいか、痛快さがないというか能天気さがないというか、読んでいてスッキリするという感じがしない。
ちなみに、イリオモテヤマネコ(P47)のように、UMAから公式に存在が確認された例もあり、今後ともUMAの中から存在が公認されるものが出てくることが考えられます。
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