天野ミチヒロ『本当にいる世界の「未知生物」案内』笠倉出版社
ネッシー(P182)やイエティ(P77)といった有名なものから、ビルマのワニ怪獣(P67)や南極ゴジラ(P324)といったマイナーなものまで、世界中のUMA(未確認生物)をこれでもかこれでもかと紹介したもの。その数891体!
よくもまあ、これだけ集めたものだと頭が下がる思いがしますが、著者(天野ミチヒロ氏)の懐疑的な姿勢(例えば目撃されたUMAが他の生物の見間違えではないかなどと、ところどころで述べている)のせいか、痛快さがないというか能天気さがないというか、読んでいてスッキリするという感じがしない。
ちなみに、イリオモテヤマネコ(P47)のように、UMAから公式に存在が確認された例もあり、今後ともUMAの中から存在が公認されるものが出てくることが考えられます。
![]() |
本当にいる世界の「未知生物」案内 891体大公開!! 販売元:セブンアンドワイ セブンアンドワイで詳細を確認する |
« 草むらで妻と(2008年、日本) | トップページ | ゴム人間(2008年、日本) »
「書評」カテゴリの記事
- 『小田急沿線 御朱印めぐり Vol.5』小田急電鉄(2023.05.29)
- 『えのしま妖怪島―ゲゲゲの縁起めぐり―スタンプラリー』(後半)(2023.05.11)
- 『えのしま妖怪島―ゲゲゲの縁起めぐり―スタンプラリー』(前半)(2023.04.08)
- スタジオパラム『まるっと 高尾山 こだわり完全ガイド』メイツ出版株式会社(2023.04.04)
- 『東武東上線夏休み電車スタンプラリー』TOBU(2023.04.02)
コメント