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クレオパトラ(1963年、アメリカ)

監督:ジョゼフ・L・マンキーウィッツ
出演:エリザベス・テイラー、リチャード・バートン、レックス・ハリスン、ロディ・マクドウォール、ヒューム・クローニン、チェザレ・ダノバ
原題:CLEOPATRA
備考:歴史劇

あらすじ…ローマのユリウス・カエサルは、政敵のポンペイウスを追ってエジプトへやってくる。折しもエジプトは、姉クレオパトラと弟プトレマイオスのお家騒動の真っ只中にあった。クレオパトラはカエサルを魅了し、カエサルの後押しによって女王への返り咲きを果たす。やがて二人の間に息子カエサリオンが生まれる。しかし、カエサルはブルータスらによって暗殺されてしまう。

 この映画は本編が251分(4時間強!)という長編作品で、前編と後編に分かれています。私はDVDで日本語吹替えバージョンを観たのですが、ところどころで字幕に変わりました。というのは、パッケージの説明文によると、「日本語吹替版音声は、現存するテレビ放送当時のものを収録しております。そのため一部吹替の音源がない部分はオリジナル音声(字幕スーパー付)となっております。」とのこと。
 たしかに、いくら大ヒットした映画とはいえ、4時間(間にCMを入れるなら5時間くらいになる)というのは放映するテレビ局にとっても、鑑賞する視聴者にとっても大変です。

 さて、この映画で目を見張るのは、衣装の豪華さとセットの壮麗さです。クレオパトラの衣装が目まぐるしく変わり、尚且つどれもこれもゴージャス感たっぷりというものです。又、クレオパトラがローマにやって来た時のデモンストレーションなどは特筆に価する。
 パッケージに書いてある「製作費290億円!出演者22万3千人!」はダテじゃないなと痛感しました。

 それから、前編はクレオパトラとカエサルの、後編はクレオパトラとアントニウスの、虚虚実実の恋の駆け引きは実に面白い。純粋な恋愛ではなく、政治や利害関係が複雑に絡んでいる上、ラブゲームのプレイヤーが高度に洗練されているので、陳腐なラブロマンスにはない味わいがあります。

 ちなみに、実際の歴史はどうだったのかを知りたい方は、歴史書、例えば塩野七生『ローマ人の物語』などをひもといてみるといいでしょう。
 又、これとほぼ同じ題材の史劇に、シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」「アントニーとクレオパトラ」があります。私はこれらシェイクスピアの歴史劇を文庫本で読んだことしかありませんが、劇として比較してみたいのなら、「ジュリアス・シーザー」「アントニーとクレオパトラ」を鑑賞してみるといいかもしれません。

クレオパトラ クレオパトラ
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ジュリアス・シーザー (新潮文庫) ジュリアス・シーザー (新潮文庫)

著者:福田 恒存,シェイクスピア
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アントニーとクレオパトラ (新潮文庫) アントニーとクレオパトラ (新潮文庫)

著者:ウィリアム シェイクスピア
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