夢枕獏『陰陽師 瘤取り晴明』(文芸春秋)
陰陽師・安倍晴明シリーズの一冊なんですが、表紙を飾るイラスト(絵・村上豊)にちょっと問題があるんじゃないかと思いました。乳房が3つある裸の女が、右手を股間に当てて踊っているというものです。
ちなみに、このイラストに該当する本文を引用すると、
「乳が三つある全裸の女が、踊りながら、自らの両脚の間にあるものを、指で開いたり閉じたりすると、鬼たちがどっと笑い転げる。」(P39)
もちろんこの女は人間ではないのですが、それにしたって映像化したらテレビの地上波で放送できるものではありません。う~ん、アメノウズメより卑猥だ。
ところで、「瘤取り晴明」では昔話の「こぶとりじいさん」(正確に言うと『宇治拾遺物語』の「鬼にこぶとらるゝ事」)を題材にしてそこに安倍晴明が登場して事件を解決する。たしかに鬼が登場するから陰陽師の出番ですな。
![]() |
陰陽師瘤取り晴明 (文春文庫 ゆ 2-16) 著者:夢枕 獏 |
| 固定リンク
「書評」カテゴリの記事
- 『別冊宝島1404 タブーの日本史』宝島社(2008.09.07)
- 『ナックルズBOOKS04 恐怖の都市伝説』ミリオン出版(2008.09.02)
- 『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ… 公式ガイドブック』エニックス(2008.08.30)
- マイケル・バイアム『「知」のビジュアル百科19 武器の歴史図鑑』あすなろ書房(2008.08.28)
- 『最後の晩餐』ファイドン株式会社(2008.08.27)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/277935/20051752
この記事へのトラックバック一覧です: 夢枕獏『陰陽師 瘤取り晴明』(文芸春秋):


![[BloMotion]ブログで記事を書いて報酬をゲット!!](http://blomotion.jp/img/blogBnr-invite.gif)




コメント