ドラキュラ血の味(1969年、イギリス)
この映画は、ギャオで観ました。
監督:ピーター・サスディ
出演:クリストファー・リー、ジェフリー・キーン、グウェン・ワトフォード、リンダ・ヘイドン、ラルフ・ベイツ
原題:TASTE THE BLOOD OF DRACULA
備考:ホラー
あらすじ…ドラキュラ伯爵の弟子・コートリー卿がドラキュラ伯爵の復活を画策し、街の有力者3人を抱き込んで復活の儀式を執り行うが、恐れをなした3人はコートリー卿を殺してしまう。コートリー卿の血により復活したドラキュラは、3人に復讐しようとする。
まあ、ドラキュラにしてみれば、自分の弟子(コートリー卿)に協力しておきながら途中で裏切ってコートリー卿を殺した連中に対して、復讐するのは当然です。
又、街の有力者3人の場合、協力を誓っておきながら途中でビビって大事な儀式を潰している。小悪党がしくじるパターンですな。
ともあれ、昼は名士、夜は売春宿で快楽をむさぼる快楽主義者という3人の偽善者ぶりも見所の一つではないでしょうか。
それにしても、今回のドラキュラ伯爵は、復活したばかりだからなのか、あるいは復活の儀式が充分に行われなかったためか、結構弱い。自分を倒そうとやってきた青年が十字架を掲げると「うぎゃー」と言って逃げ出そうとするし(しかもドアには別の十字架がかけてあるので逃げ出すのも失敗する)、おまけにこの青年に対して木材などを投げて攻撃をするものの当たらない。その後も…いや、これ以上のネタバレはやめておきましょう。
ドラキュラものの映画は数多くありますが、その中でも最弱の部類に入るんじゃないでしょうか。
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