シャーロック・ホームズ 殺しのドレス(1946年、アメリカ)
この映画は、YouTubeで観ました。
パート1:https://youtu.be/euPbcvximI8
パート2:https://youtu.be/9p5KsfZJ2SA
監督:ロイ・ウィリアム・ニール
出演:ベイジル・ラスボーン、ナイジェル・ブルース、パトリシア・モリソン、エドムンド・ブレオン、フレデリック・ワーロック
原作:コナン・ドイル
原題:Dressed to Kill
備考:モノクロ、ミステリー
あらすじ…ダートムア刑務所の囚人が3つのオルゴールを作り、それがロンドンのオークションで落札された。落札者の一人が殺害され、ホームズとワトスンが調査に乗り出した。
序盤にシャーロック・ホームズがバイオリンで「ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)」を演奏していたのにはしびれました。いい曲だ。
それから、その際のワトスンとの会話では「ボヘミアの醜聞」のアイリーン・アドラーについて語り合っています。更に言えばダートムア刑務所は「バスカヴィル家の犬」、3つのオルゴールは「6つのナポレオン」、偽札の刷版は「三人ガリデブ」を想起させます。又、終盤で煙を発生させるのはこれまた「ボヘミアの醜聞」が元ネタ。
昔シャーロック・ホームズに関する知識があまりない頃に観た時は気にも留めませんでしたが、こうして改めて観ると色々とわかって面白い。
もちろんそういった予備知識がなくても充分に楽しめます。例えばホームズたちと悪党一味の化かし合いは、なかなかスリリングでしたぞ。
【関連記事】
シャーロック・ホームズ(目次)
« 月に沈む(2002年、日本) | トップページ | 最も熱くなる瞬間(こと) »
「1940年代映画」カテゴリの記事
- ならず者(1943年、アメリカ)(2023.05.15)
- ドナルドの襲撃部隊(1944年、アメリカ)(2023.01.28)
- 類人猿(1940年、アメリカ)(2022.03.09)
- サンタフェのビリー・ザ・キッド(1941年、アメリカ)(2022.03.05)
- ベラ・ルゴシの幽霊の館(1941年、アメリカ)(2022.03.03)
コメント