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光の六つのしるし(2007年、アメリカ)

 このファンタジー映画は、試写会で観ました。

監督:デヴィッド・L・カニンガム
出演:アレクサンダー・ルドヴィッチ、クリストファー・エクルストン、フランセス・コンロイ、イアン・マクシェーン
原題:the Dark is Rising
原作:スーザン・クーパー『光の六つのしるし 闇の戦い1』(評論社)

あらすじ…14歳の誕生日を迎えた少年ウィルが、世界を闇から守るために異なる時代を行き来して「六つのしるし」を探す。

 「光と闇の戦い」「世界を救う」「14歳」「冒険ファンタジー」と、キーワードを幾つか拾い出してみましたが、どう見ても中二病です。本当にありがとうございました。(これで、「生き別れになった主人公の双子の兄がラスボス」だったら最強だったのですが、さすがにそうはならなかった…)
 アメリカやイギリスには「中二病」の概念はないのかもしれませんが、伝説の中二病RPG「カルマはだれキュラ」を2回もプレイしたことのある私にとっては、この映画は中二病作品であるという、そんな見方をついついしてしまうのです。
 まあ、中二病作品であっても、面白ければそれはそれでいいのですが。

 では、この映画は面白いのかというと、ちょっと「う~ん…」と唸ってしまいます。
 悪い点2つと良い点1つを指摘しておきます。

 まず悪い点について。
 上映中、気になっていたのですが、主人公の少年の口が半開きであったのが目に付きました。驚いたり呆然としたりしているシーンではそれで構わないのですが、平素の状態でも半開きです。
「口を開けているとだらしがない」
 と言われて育った人間にとっては、「普段は口を閉じておくべし」と言いたくなります。
 次に、敵役の騎手(ライダー)の薄っぺらさも見逃せない。主人公とは雌雄を決する最大の敵なのに、描写が類型的でおざなりな感じがします。内面描写をして人格に複雑味を増したなら、もう少し面白くなっていたんじゃないでしょうか。

 最後に、良い点について。
 この映画は中二病作品と述べましたが、それゆえにこの年頃の少年が持つ情緒や不安感などは描写できていると思います。

ザ・シーカー 光の六つのしるし DVD ザ・シーカー 光の六つのしるし

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2008/08/02
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2000年代映画」カテゴリの記事

コメント

はじめまして!TBありがとうございます!

まあ、そこそこのファンタジー映画・・って
感じでしょうね。最近は「ナルニア」とか
色々あるのでもう何が何やら
って感じで(笑)

>生き別れになった主人公の双子の兄がラスボス

僕もこの設定は観たい・・・

>KAZUNARI様
そちらのブログによると、朝日生命ホールでは空席が云々とありましたが、私が行った新宿厚生年金会館は結構混んでいました。金曜日の夕方という日時が影響していたのかもしれません。

ちょっと残念な出来でしたね。原作が面白いだけにもったいない……とは言え、原作も1巻は地味な話なんですが。続編は、恐らく作られないでしょうね。

ちなみに、原作では主人公は11歳でした。

>overrated様
続編ですか…。
確かに、第1作がヒットしないと
第2作以降を作るわけにはいかないですからね。

はじめまして、エデと申します。

申し訳ありません。
手違いでトラックバックを2度も送ってしまいました。
削除を宜しくお願いいたします。

お手数をおかけして、本当にごめんなさい。

>エデ様
ご連絡ありがとうございます。
削除しておきました。
TBの重複送信は私も時折やらかすことですので、
もしも私がこれをやらかしてしまったら、
その時はご容赦ください。

That is known that money makes us free. But how to act if somebody has no cash? The one way only is to receive the credit loans and just car loan.

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