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ボビーZ(2007年、アメリカ)

 この映画は、TRY TRENDのモニターとして試写会で観ました。

監督:ジョン・ハーツフェルド
出演:ポール・ウォーカー、ローレンス・フィッシュバーン、オリビア・ワイルド
原題:The Death and Life of Bobby Z
原作:ドン・ウィンズロウ『ボビーZの気怠く優雅な人生』角川文庫

あらすじ…元海兵隊員で現在服役中のティムが、カリフォルニアの伝説の麻薬密売人・ボビーZになりすまして囮捜査をすることになるのだが…。

 主人公のティムの前半生を見てみると、少年院に送られる代わりに軍隊に入り、イラクで捕虜を虐待して不名誉除隊になる。そしてスリーストライク(3度有罪判決を受けたら問答無用で終身刑になる制度)と。なんだか現代アメリカの悪い意味での縮図が浮かび上がってきます。

 そんなティムは、人生を諦めているのか、当初はヘラヘラしていて「堕ちるところまで堕ちてしまった」という形容がふさわしい有様です。そんなティムが、ボビーZに変身した後は、襲い掛かる敵を倒してゆくアクションを見せるわけですが、彼はなぜかくも変貌を遂げたのか?
 愚考するに、ペルソナの力によるものではないでしょうか。ティムはボビーZのペルソナ(仮面)をかぶることに取り組み、それに成功した。ボビーZの元恋人には看破されるものの、マフィア一味は彼をボビーZだと最後まで思いこんでいたから、ひとまず成功と言えるでしょう。
 尚、このペルソナは、元恋人が知っているような「実際のボビーZ」ではなく、「カリフォルニアの伝説的存在としてのボビーZ」です。
 で、ティムはそのペルソナをかぶったまま、最後まで突っ走る。服役中のティムには戻らない。各方面から刺客が間断なく襲い掛かってきているので、そうしなければ生き残れなかったでしょう。

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2000年代映画」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。ブログ「旅好き美味いもの好き」のnahoです。
トラックバックありがとうございます。
こんなにたくさん書けるなんてすごいわ~。なんて。
こちらからもトラックバックさせてくださいね。

>naho様
大学時代にフロイトにかぶれていたことがあったので、
ペルソナ云々の文章が書けました。

TBありがとうございました。
ペルソナですか...思いも寄らない発想で参考になりました。

>まっつぁんこ
たまたまです。
映画を観ているうちにペルソナのことを思い出しただけです。

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