無料ブログはココログ

« クエスト(1996年、アメリカ) | トップページ | ブログパーツのFLO:Q(フローク)ゲームセンター »

ボルベール<帰郷>(2006年、スペイン)

 懸賞でこの映画のチケットが当たったので、観に行ってきました。

監督:ペドロ・アルモドバル
主演:ペネロペ・クルス
備考:第59回カンヌ国際映画祭最優秀女優賞・最優秀脚本賞受賞

あらすじ…主人公は情熱的なスペイン女性・ライムンダ。ある日、ライムンダの娘が養父を刺し殺してしまう。ライムンダが夫の死体を隠そうとしていたところへ叔母が死んだとの知らせが入る。更に、死んだはずの母が現れて…。

 とにかく悲哀に満ちた映画で、スペイン女性版「北の国から」のようなものです。しかしそれはそれで深い味わいがあって面白い。

 尚、この映画の白眉は、ペネロペ・クルスが歌うところだと思います。歌そのものも素晴らしいのですが、望郷・帰郷の歌詞と映画のストーリーがシンクロして、よりいっそう引き立っています。
 私は不覚にも、この歌のシーンで涙を流してしまいました。

« クエスト(1996年、アメリカ) | トップページ | ブログパーツのFLO:Q(フローク)ゲームセンター »

2000年代映画」カテゴリの記事

コメント

>さとこ様
コメントありがとうございます。

こんばんは(^^)
わたしも、ペネロペが歌うシーンで泣いてしまいました。
チケット当たったのですか~、いいなー。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ボルベール<帰郷>(2006年、スペイン):

» 母と娘、女たち〜『ボルベール<帰郷>』 [真紅のthinkingdays]
 VOLVER  ライムンダ(ペネロペ・クルス)は美しく働き者で、激しい気性の女性。三年前に 両親を火事で亡くし、姉のソーレ(ロラ・ドゥエニャス)や一人娘のパウラ(ヨアンナ ・コボ)らと墓参りを欠かさない。失業... [続きを読む]

» 「ボルベール<帰郷>」 [prisoner's BLOG]
予告編で「父帰る」ならぬ「母帰る」みたいな話かなと思っていると、ずいぶん違う。帰ってくるのではなくて、最初からずうっと近くにいて、それを娘がどう見つけていくのか、という考えてみるとずいぶん不思議な話。 「母」はいつもそばにいる、という図。 母と娘の関係が、特に男の関わり方で繰り返されるわけだけれど、ここでは男はほとんど害毒みたい。 母親が、しみじみとペネロペ・クルスの娘を見ておまえ昔からそんな胸大きかったっけというのが可笑しい。 (☆☆☆★) 本ホームページ ボルベール<帰郷> - goo 映... [続きを読む]

» ボルベール [ミケランジェロの小部屋]
「ボルベール」 (2006/SPAIN/VOLVER) 失業中の夫の分まで働く、気丈で美しいライムンダ。 だが彼女の留守中、夫が15歳になる娘パウラに関係を迫り、抵抗した娘は勢いあまって父親を殺してしまう。 愛娘を守るため... [続きを読む]

» 『ボルベール〈帰郷〉』-生まれ変わっても女に生まれたい。 [アジアンリミックス]
『ボルベール〈帰郷〉』(★★★★☆) 2006年/スペイン 監督/ペドロ・アルモドバル 脚本/ペドロ・アルモドバル 出演/ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ロラ・ドゥエニャス、ブランカ・ポルティージョ、ヨアンナ... [続きを読む]

» 「ボルベール<帰郷>」 Volver [cine log]
一人娘のパウラと失業中の夫と3人暮らしなライムンダ(ぺネロぺ・クルス)。父も母も亡くなり、他に残るライムンダの肉親は姉と伯母。一人暮らしの叔母を何とか自分と一緒に住まわせようと心配している矢先、伯母も亡くなり、さらにとんでもない事件も起きてしまう。。。 ぺネロぺ・クルスの美しさばかりに目がいってしまいました。ストーリー自体はとってもシンプル。 起きてしまった出来事にちゃきちゃきと対応するライムンダの姿が女性の強さを映しているようで印象深かったです。レストランでライムンダが歌う歌も素敵でし... [続きを読む]

» ボルベール [シネ・ガラリーナ]
2006年/スペイン 監督/ペドロ・アルモドバル <TOHOシネマズ二条にて鑑賞> 「男たちよ、ひざまずきなさい」 徹頭徹尾の女性賛歌。そして、見事に男性不在の映画である。本作に出てくる男はみな、女性の手により葬られる。彼らが殺される理由、それは女性への尊厳を欠いているからだ。つまり、「女性に敬意を払わない男どもは死んじゃいなさいっ!」ってこと。全くアルモドバルには参るなあ。ここまでストレートな表現だと、額面通り受け取っていいのだろうか、と思わず勘ぐってしまう。 主演のペ... [続きを読む]

» 『ボルベール 』 ('07初鑑賞77・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆☆☆- (5段階評価で 4) 7月23日(月) 神戸ハーバーランドのシネモザイク シネマ4にて 16:00の回を鑑賞。{%rose%} [続きを読む]

» ボルベール [Memoirs_of_dai]
逞しい女性 【Story】 10代のころ母親を火事で失ったライムンダ(ペネロペ・クルス)は、失業中の夫と15歳の娘パウラ(ヨアンナ・コバ)のために日々忙しく働いていた。ある日、火事で死んだはずの母親が生きているというう... [続きを読む]

» ボルベール 帰郷 [PLANET OF THE BLUE]
テスト前に見ました。 ヨーロッパ映画って、言葉数が多くて、落ち着かないし、 そんなに好きじゃありませんでした。 でも、この映画は好きでしたね。面白かったです。 女性が沢山出てきて、そこにドラマがあって。 ヨーロッパ映画らしいシチュエーションではないでしょうか。 では、何処で他の映画との差を出すのか。 それは、映画を見れば、自ずと分かってくるでしょう。 この映画は、サスペンスであり、ファンタジーであり、愛の映画なのです。 て、所までしか言えません。ネタバレしちゃうともったい無い映... [続きを読む]

» 映画 【ボルベール 〈帰郷〉】 [ミチの雑記帳]
映画館にて「ボルベール 〈帰郷〉」 カンヌ映画祭で最優秀脚本賞と最優秀女優賞を受賞、アルモドバル監督の女性賛歌三部作。 おはなし:10代のころ母親を火事で失ったライムンダ(ペネロペ・クルス)は、失業中の夫と15歳の娘パウラのために日々忙しく働いていた。ある日、火事で死んだはずの母親が生きているといううわさを耳にする。そんな中、肉体関係を迫ってきた父親を、パウラが殺害してしまうトラブルが発生。 タイトルにもあるようにたくさんの“帰郷”もしくは“帰還”が作品に含まれている。 まずはアルモドバル監... [続きを読む]

» 映画『ボルベール<帰郷>』を観て [KINTYRE’SDIARY]
50.ボルベール<帰郷>■原題:Volver■製作年・国:2006年、スペイン■上映時間:120分■鑑賞日:7月14日、シネフロント(渋谷)■公式HP:ここをクリックして下さい□監督・脚本:ペドロ・アルモドヴァル□製作:エステル・ガルシア□製作総指揮:アグスティ...... [続きを読む]

» ボルベール -帰郷- / Volver [我想一個人映画美的女人blog]
ずーっと楽しみにしてた、 ぺドロ・アルモドバル監督/脚本 最新作{/kirakira/} 『オール・アバウト・マイマザー』以来ペネロペは出演3度目となる{/shootingstar/} この二人の相性ばっちりなんだよね。 アルモドバル作品では、『トーク・トゥ・ハー』も面白かったけど 前作、ガエルくん主演の『バッド・エデュケーション』がいちばん{/fuki_suki/} 毎度毎度、女性の心情をうまく捉えてるのには驚かされる。 それと、スペインの情熱を思わせる鮮やかな色彩美{/hikari_pi... [続きを読む]

» ★「ボルベール <帰郷>」 [ひらりん的映画ブログ]
今週公開作・・・普通なら、「ダイハード4.0」か「シュレック3」を見るところなんだけど・・・ 「ダイハード〜」は先週の先行で見ちゃったし・・・ なんたって、今作はペネちゃん(ペネロペ・クルス)主演だし・・・ という事で、いつも夜は空いてる「TOHOシネマズ川崎」で鑑賞。... [続きを読む]

» ボルベール (DVD) [ひるめし。]
ママ、話したいことが ヤマほどあるの。 [続きを読む]

» 【映画】ボルベール(帰郷) [しづのをだまき]
2006年 西 2h00 監督 ペドロ・アルモドバル 出演 ペネロペ・クルス  鑑賞@高槻ロコ9プラス 下手物(ゲテモノ)専門の映画監督アルモドバルが、スペインに「帰郷」したペネロペ・クルスを主役に撮った。私はゲテモノも巨乳も嫌いなので、いくら他の人のブログで見ても食欲をそそられなかったが、このほど、映画館はシネコンがひとつしかない小さな町に移住することになった。あと1ヶ月ばかり、何はさておき映画を見て過ごそうとなると、えり好みはしていられない。もちろん、ブログのネタ作りの意味もある。 ペネロペ... [続きを読む]

» 「ボルベール<帰郷>」レビュー [映画レビュー トラックバックセンター]
「ボルベール<帰郷>」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ロラ・ドゥエニャス、ブランカ・ポルティージョ、ヨアンナ・コボ、チュス・ランプレアヴェ、他 *監督・脚本:ペドロ・アルモドバル 感想・評価・批..... [続きを読む]

» 「ボルベール/帰郷」 [ヨーロッパ映画を観よう!]
「Volver」2006 スペイン カンヌ国際映画祭(2006)/監督賞(ペドロ・アルモドバル)&女優賞(ペネロペ・クルス)受賞作品。 監督は「オール・アバウト・マイ・マザー/1998」「トーク・トゥ・ハー/2002」のペドロ・アルモドバル。 主演は「オール・アバウト・マイ・マザー/1998」「ノエル/2004」のペネロペ・クルス。 監督の故郷でもあるスペイン/ラ・マンチャを舞台に描く3世代の女たちの物語。 職を失った夫と15才の娘パウラ(ヨアンナ・コボ)と暮らすライムンダ(クルス)は... [続きを読む]

» VOLVER☆帰郷 アルモドバル監督の女性讃歌3部作のラスト作品! [銅版画制作の日々]
巨匠 ペドロ・アルモドバル監督の原点にしての最高傑作 7月17日、東宝二条シネマにて鑑賞。ペネロペ・クルス主演の《ボルベール》、そういえば、ペドロ・アルモドバル監督の「トーク・トゥ・ハー」は鑑賞した。眠り続ける女性2人のお話だったなあ。アカデミー賞脚本賞を受賞している。 そして「オール・アバウト・マイ・マザー」では、アカデミー賞最優秀外国映画賞を受賞にくという素晴らしさだ。そんなペドロ・アルモドバルが待望の最新作が「ボルベール」、この作品とともに、驚くべき「告... [続きを読む]

» ボルベール 帰郷 [辛口だけれど映画が好きです]
注! 同じ記事がわたしの別ブログLeidende Fruchtにも載っています。ボルベール "Volver"(2006年/スペイン/ペドロ・アルモドバル監督/公式サイト)三世代の女性の生い立ちと、その愛のドラマ。... [続きを読む]

« クエスト(1996年、アメリカ) | トップページ | ブログパーツのFLO:Q(フローク)ゲームセンター »

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30