ボルベール<帰郷>(2006年、スペイン)
懸賞でこの映画のチケットが当たったので、観に行ってきました。
監督:ペドロ・アルモドバル
主演:ペネロペ・クルス
備考:第59回カンヌ国際映画祭最優秀女優賞・最優秀脚本賞受賞
あらすじ…主人公は情熱的なスペイン女性・ライムンダ。ある日、ライムンダの娘が養父を刺し殺してしまう。ライムンダが夫の死体を隠そうとしていたところへ叔母が死んだとの知らせが入る。更に、死んだはずの母が現れて…。
とにかく悲哀に満ちた映画で、スペイン女性版「北の国から」のようなものです。しかしそれはそれで深い味わいがあって面白い。
尚、この映画の白眉は、ペネロペ・クルスが歌うところだと思います。歌そのものも素晴らしいのですが、望郷・帰郷の歌詞と映画のストーリーがシンクロして、よりいっそう引き立っています。
私は不覚にも、この歌のシーンで涙を流してしまいました。
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「母」はいつもそばにいる、という図。
母と娘の関係が、特に男の関わり方で繰り返されるわけだけれど、ここでは男はほとんど害毒みたい。
母親が、しみじみとペネロペ・クルスの娘を見ておまえ昔からそんな胸大きかったっけというのが可笑しい。
(☆☆☆★)
本ホームページ
ボルベール<帰郷> - goo 映... [続きを読む]
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『ボルベール〈帰郷〉』(★★★★☆)
2006年/スペイン
監督/ペドロ・アルモドバル
脚本/ペドロ・アルモドバル
出演/ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ロラ・ドゥエニャス、ブランカ・ポルティージョ、ヨアンナ... [続きを読む]
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ぺネロぺ・クルスの美しさばかりに目がいってしまいました。ストーリー自体はとってもシンプル。
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映画館にて「ボルベール 〈帰郷〉」
カンヌ映画祭で最優秀脚本賞と最優秀女優賞を受賞、アルモドバル監督の女性賛歌三部作。
おはなし:10代のころ母親を火事で失ったライムンダ(ペネロペ・クルス)は、失業中の夫と15歳の娘パウラのために日々忙しく働いていた。ある日、火事で死んだはずの母親が生きているといううわさを耳にする。そんな中、肉体関係を迫ってきた父親を、パウラが殺害してしまうトラブルが発生。
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ずーっと楽しみにしてた、
ぺドロ・アルモドバル監督/脚本 最新作{/kirakira/}
『オール・アバウト・マイマザー』以来ペネロペは出演3度目となる{/shootingstar/}
この二人の相性ばっちりなんだよね。
アルモドバル作品では、『トーク・トゥ・ハー』も面白かったけど
前作、ガエルくん主演の『バッド・エデュケーション』がいちばん{/fuki_suki/}
毎度毎度、女性の心情をうまく捉えてるのには驚かされる。
それと、スペインの情熱を思わせる鮮やかな色彩美{/hikari_pi... [続きを読む]
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そして「オール・アバウト・マイ・マザー」では、アカデミー賞最優秀外国映画賞を受賞にくという素晴らしさだ。そんなペドロ・アルモドバルが待望の最新作が「ボルベール」、この作品とともに、驚くべき「告... [続きを読む]
>さとこ様
コメントありがとうございます。
投稿: 泉獺 | 2007年7月29日 (日) 09時24分
こんばんは(^^)
わたしも、ペネロペが歌うシーンで泣いてしまいました。
チケット当たったのですか~、いいなー。
投稿: さとこ | 2007年7月29日 (日) 02時03分