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日本以外全部沈没(2006年、日本)

原典:小松左京
原作:筒井康隆
監修:実相寺昭雄
監督:河崎実

あらすじ:日本以外の全ての大地が沈没し、外国人が退去して日本に押し寄せた。その結果、物価は高騰し、外国人犯罪は増え…。

 この映画はレンタルビデオで観ました。
 一言で言うと、ヒドイ話です。外人娼婦の値段が10円だとか、政治家が国粋主義に狂って「日本音頭」を踊るとか、もう無茶苦茶です。まあ、「日本以外全部沈没」という設定自体が無茶苦茶だからしょうがないのでしょうが。
 しかし、滑稽でありチープ(外国人の演技や建物爆破がショボい)な中にも人種差別・外国人差別を考えさせる作りになっていて、その点は評価できます。
 それにしてもこの映画は観る人を選びますね。そのぐらいマニアックです。

公式サイト…http://www.all-chinbotsu.com/

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バトルヒーター(1989年 日本)

出演:爆風スランプ、柄本明、奥貫薫、三宅裕司、他
あらすじ:ある日、貧乏青年(パッパラー河合)はひょんなことからコタツを拾って自宅に持ち帰る。しかしそれは、人食い炬燵だった…。

 この映画は、おそらく昼の時間帯に地上波で放送されることはまずないんじゃないでしょうか。というのは、小倉久寛が死体役で登場し、室井滋がその死体をバラバラにしてトイレに流すという、ちょっとアレなシーンが出てくるからです。
 しかしながら、その辺も含めて「おバカ映画」として楽しめる人間なら、充分鑑賞に堪えうると思います。
 ちなみに、「超SFXホラーコメディー」と銘打ってますが、そんなに怖くはないです。

座頭市物語(1963年、日本)

この映画はギャオで観ました。
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0009913/

主演:勝新太郎

 古い映画ですから、画面はモノクロですし、殺陣も現在の時代劇に較べると迫力に欠ける。
 しかしながら、勝新太郎は渋いですねえ。骨太でドスがきいています。

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ダブルチーム(1997年、アメリカ)

出演:ジャン・クロード・ヴァン・ダム、デニス・ロッドマン、ミッキー・ローク
監督:ツイ・ハーク

あらすじ:元CIA工作員(ヴァン・ダム)とゲイの武器商人(ロッドマン)が手を組んで国際的テロリスト(ローク)と戦う。

 某日、秋葉原の中古ビデオショップの店頭ワゴンで50円で売られているのを見つけ、ついつい買ってしまいました。まあ、たったの50円なので、レンタルビデオで借りるよりは安い。
 さて、作品の内容ですが、さすがにハリウッド作品だけあって、アクションはそれなりに迫力があります。アクション映画という点では及第点と言えるでしょう。
 しかし、キャラクターとなるとちょっと…という感が否めません。主役のヴァン・ダムは愛する妻子を救うために悪と戦うという、典型的な「アメリカン・ヒーロー」であり、安心感はあれども深みはない。ロッドマンはワル具合が存分に発揮されているとは思えない。
 しかしミッキー・ロークは、三人の中ではマシな方かもしれません。特に、死ぬ直前の哀しみに満ちた表情がいい味を出しています。

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七人のマッハ!!!!!!!(2004年、タイ)

この映画はギャオで観ました。
http://www.gyao.jp/sityou/catelist/pac_id/pac0002464/

 ストーリーは半分どうでもいいです。この映画の主眼はアクションだけにあるのですから。
 で、率直な感想なんですが、村人とかスポーツ選手とか強すぎだろ…常識的に考えて。主役の特殊部隊の刑事が強いのはともかく、小さな女の子まで戦いに加わるとは…。
 でもまあ、そういう細かいことをあまり考えずに、痛快なアクション劇(死人が出てもおかしくない)を楽しめばいいんじゃないかと思います。

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クルーシブル(1997年、アメリカ)

主演:ウィノナ・ライダー
監督:ニコラス・ハイトナー

 この映画はギャオで観ました。
→http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0026693/

 セイラム魔女裁判が元ネタになっているわけですが、もっとエロスがあってもいいんじゃないかなと思います。ウィノナ・ライダーのベッドシーンを出せというわけではなく、ピューリタンの閉ざされた村社会の中で抑圧された性をもっと描写できたんじゃないか。そう考えてしまうとちょっと物足りない感じがします。
 ちなみに、「古き良きアメリカ」の雰囲気は堪能できました。

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%A0%E9%AD%94%E5%A5%B3%E8%A3%81%E5%88%A4

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円卓の騎士(1953年アメリカ)

 イの一番に取り上げるのはちょっと引けるんですが、「水野晴郎のDVDで観る世界名作映画」、いわゆる500円もののDVD作品です。

監督:リチャード・ソープ
出演:ロバート・テイラー、エヴァ・ガードナー、メル・ファーラー、アン・クロフォード

 ストーリーは一言で言うとアーサー王の伝説です。アーサーが聖剣エクスカリバーを手に入れて王となり云々…。まあ、アーサー王の伝説自体は様々な文献で紹介されていますので詳述はしません。
 問題は映画なのですが、いかんせんショボい感じがしました。というのは、殺陣のシーンで剣を脇に挟んで刺されたことになってるし(当時の殺陣の技術ではこれが精一杯だったのだろうか?)、ストーンヘンジの巨石がどう見てもハリボテ。
 CGなんか全くない時代ですから、それが限界だと言われてしまえばそれまでなのですが、CGで目の肥えた現代では…と思わざるを得ません。

所信表明

 所信表明などと偉そうな題を書きましたが、要するにこのブログの性格についての簡単な説明です。

 私の手元には映画のDVDが腐るほどあり、又、ギャオでもしょっちゅう映画を観ております。そこで、せっかくだから自分が観た映画についてあーだこーだと言って鬱憤でも晴らそうかと思い立ち、このブログを立ち上げました。

 ちなみに、お小遣いも欲しいので、映画とは無関係な広告記事が混入することがあります。広告である場合は広告であることを明記しておきます。

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