天使の牙 B.T.A(2003年、日本)
監督:西村了
出演:大沢たかお、佐多真由美、萩原健一、佐野史郎、黒岩友香、豊原功補、永井大、要潤、小木茂光、嶋田久作、西村雅彦
原作:大沢在昌『天使の牙』
備考:サスペンス、アクション
あらすじ…刑事の河野明日香と古芳は恋人関係であり、二人は麻薬組織クラインを追っていた。そんなある時、クラインのボス・君国の愛人である神崎はつみから保護を求める電話が入る。だが、救出作戦は失敗。はつみは頭を撃ち抜かれ、明日香は全身に銃弾を浴びでしまう。二人は死んでしまった…と思われたが、警察は極秘裏に脳移植手術を敢行、はつみの肉体に明日香の脳を移植した…!
本作には脳の移植手術なるものが登場します。この映画では成功していますが、実際には数々の問題があります。
(1)倫理的・法的問題
脳の移植手術に関して、法律の整備がされていないし、議論も充分にされていない。
(2)技術的な問題
例えば脳の神経をどうやってつなぐの?
(3)適合の問題
臓器移植手術では、臓器が患者に適合するかどうかが問題になります(適合しないと拒絶反応が起こる)。脳も同様だと思われます。ちなみに本作では「奇跡的に適合」したとか。御都合主義!
それから、作品自体は流血描写が多いので、苦手な人は視聴にご注意を。
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