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ソウ(2004年、アメリカ)

監督:ジェームズ・ワン
出演:ケイリー・エルウィス、リー・ワネル
原題:SAW
備考:サイコスリラー、R15+

あらすじ…二人の男が密室に監禁された状態で目覚める。部屋の中央には死体が。殺人鬼ジグソウの仕業だ! 二人は何とかして脱出しようとするが…。

 残虐描写注意。流血のみならず人体切断なども登場します。

 私はこの作品をレンタルビデオのDVDで視聴したのですが、そのDVDに収録されたメイキング映像に監督(ジェームズ・ワン)が登場し、そこで「ソウ」が自主制作映画として作られたことが語られています。
 部屋に監禁されていてそこから脱出しようとする、というモチーフならばたしかに、自主制作映画のような低予算とも相性がいい。
 もちろんそこからどう面白くするかが腕の見せ所です。それではこの「ソウ」はどうかというと…そうですな、ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、結末には唸ってしまいましたわ。そうきたか、とね。

リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い(2003年、アメリカ)

監督:スティーブン・ノリントン
出演:ショーン・コネリー、スチュアート・タウンゼント、ナサーラディン・シャー、ペータ・ウィルソン、トニー・カラン、シェーン・ウエスト、ジェイソン・フレミング
原題:The league of Extraordinary Gentlemen
備考:アクション・アドベンチャー

あらすじ…19世紀末、驚異のハイテク兵器を駆使して世界征服を企む“ファントム”率いる謎の集団に、全世界の平和が脅かされていた。その脅威に対抗すべく、大英帝国は伝説の力を秘めた7人の超人たちを呼び寄せ、超人同盟“ザ・リーグ”を結成した――(パッケージの紹介文より引用)

 少々調べてみたところ、ファントムの元ネタはガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』。とすると、マスクの下にただれたような傷があるのも納得。
 それから、ネモ船長の部下イシュマエルはハーマン・メルヴィルの『白鯨』の主人公。ただし、主人公といっても普通の船乗りなので、特殊能力などはありません。
 尚、上記の2作品及び『ジキル博士とハイド氏』(※)を映像化したものを、当ブログにてレビューしております。記事の末尾にリンクを貼っておきますので、参考までにどうぞ。

 最後に、モリアーティ教授についても言及しておきます。
 モリアーティ教授はシャーロック・ホームズ最大のライバルと言ってよい存在で、公式にはライヘンバッハの滝に落ちて死んだことになっています。
 ネタバレ防止のために彼がいつどこで登場するのかは伏せておきますが、この映画では「実は生きていた」という設定になっています。
 そもそも一緒に落ちて死んだことになっていたシャーロック・ホームズだって生還したんだから、モリアーティが生きていても不思議はあるまい。特に人気の高いヴィラン(悪役)なら簡単には死なせてもらえない。

※この映画ではジキル博士&ハイド氏も登場。ただ、ここでのハイド氏は超人ハルクのようなパワー系の巨漢になっています。

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ジキル博士とハイド氏(1912年)
白鯨
シャーロック・ホームズ(目次)

頭山(2002年、日本)

 このアニメは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/9NMLiFcC91s

監督:山村浩二
語り・三味線:国本武春
原作:落語「あたま山」
備考:アニメ、コメディ

あらすじ…ケチな男がサクランボの種を食べると頭から桜の木が生えてくる。

 ユーモラスに話が展開するから笑っていられますが、花見客が訪れるなどといった現象はこの男の精神世界の出来事と解釈できなくもない。だとすれば狂気に満ちていると言えます。
 それから、最後のスタッフロールは文字が激しく動くので、まともに読もうとすると頭が痛くなってきそうです。ご注意を。

オリエント急行殺人事件~死の片道切符~(2001年、アメリカ)

監督:カール・シェンケル
出演:アルフレッド・モリナ、メレディス・バクスター、レスリー・キャロン
原題:Murder on the Orient Express
原作:アガサ・クリスティ『オリエント急行の殺人』
備考:ミステリー

あらすじ…エルキュール・ポアロがオリエント急行に乗っていたら殺人事件が発生。ポアロが捜査に乗り出す。

 まずは登場人物一覧を掲載しておきます。原作小説とは異なりますのでご注意を。

【登場人物一覧】
エルキュール・ポアロ…………名探偵。
ウォルフガング・ブーク………鉄道会社の重役。ポアロの友人。
サミュエル・ラチェット…………アメリカ人の金持ち。殺害される。
ウィリアム・マックイーン………ラチェットの部下。
ボブ・アーバスノット…………IT会社のCEO。
メアリー・デベナム……………救援活動家。
フィリップ・フォン・ストラウス…モナコの貴族。ヘレナの夫。
ヘレナ・フォン・ストラウス……モナコの貴族。フィリップの妻。
スラ・アルヴァラード…………南米の独裁者の未亡人。
キャロライン・ハバード………女優。
トニー・フォスカレッリ…………イタリア人セールスマン。
ピエール・ミシェル……………車掌。
ヴェラ・ロサコフ………………宝石泥棒。ポアロに求婚する。

 今作は現代が舞台ということで、VHSビデオやノートパソコンなどが登場しますし、特にパソコンは捜査で活用されています。又、登場人物たちの設定も現代風にアレンジされています(例:軍人→IT企業のCEO)。
 それから、エルキュール・ポアロの髪がフサフサで背もそこそこ高い。これはデヴィッド・スーシェ版ポアロとは対照的と言えるかもしれません。

 それにしても、序盤でヴェラ・ロサコフがポアロにプロポーズしたのには驚きましたな。一般的にプロポーズは男性が女性にするものとされていますが、その逆をやってみせています。これは女性が強くなった現代ならではのことであると同時に、ヴェラがそれだけ「積極的」な女性であるということを示しているのでしょう。

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人間椅子(2006年、日本)

監督:佐藤圭作
出演:宮地真緒、小沢真珠、板尾創路、石川謙、辻修
原作:江戸川乱歩「人間椅子」
備考:PG-12、サスペンス

あらすじ…編集者・倉田真理は作家・今野佳子の担当になる。佳子の家には黒い大きな椅子があった。

「人間椅子」人物関係図

 注意! この映画の主要キャラは全員変態です。一見まともそうな主人公(倉田真理)でさえ盗癖&ゴミ屋敷在住という特性を持っているのですから。
 まあ、江戸川乱歩原作ですからね。そこはお察しあれ。

 それから、ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、この映画は原作小説とは大きく異なっています。ですので、原作を読んでいたとしても映画の展開は読めないでしょう。
 次に、エロについて。最近観た「D坂の殺人事件」「失恋殺人」(いずれも江戸川乱歩原作)に較べれば控え目ですが、それでもやっぱりエロいです。例えば今野佳子×椅子とか、佳子×真理とか…。

 最後に一つ。
 この映画の製作年についてネットで調べてみると、2007年と2006年の2種類が書かれています。どうやら製作が2006年で公開が2007年らしい。
 又、レンタルしたDVDの盤面をチェックしてみると、「2006」とプリントされていました。というわけで私はこれを2006年の作品と判断しました。

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ほんとうにあった怖い話 怨霊 劇場版『エレベーターの少女』(2004年、日本)

監督:山本清史
出演:仲根かすみ
備考:ホラー

あらすじ…OLがウィークリーマンションのエレベーターで奇怪な少女たちに遭う。

 少女は合計3人。いずれもちびまる子ちゃんみたいな服装で、いつの時代の子供だよと思ってしまいます。ひょっとしたら、ちびまる子ちゃんの時代に死んだのかもしれません。それから、3人とも同じ服装をしているということは、服装による個性の違いがないということであり、「エレベーターの少女たち」の無個性化を表現しているのでしょう。

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ほんとうにあった怖い話 怨霊 劇場版『鼓膜移植』(2004年、日本)

監督:山本清史
出演:高松いく、松尾敏伸、広瀬悠江、安藤美奈子、伊倉伸之介
備考:ホラー

あらすじ…若い女性が鼓膜の移植手術を受ける。すると、妙な音が聞こえてくるようになる。

 主人公の女性が鼓膜の移植手術を受けた後、耳が異常によく聞こえるという描写があります。よく聞こえる、で想起したのが、映画「座頭市 Remaster」で座頭市(勝新太郎)が耳を動かして敵の待ち伏せを察知するくだりです。
 この話の主人公もそれと同じような芸当を求めるのは…酷でしょうかな。勝新は演技力がありますからね。

 それから、主人公がトリップする先は普通に電気が通っている建物の中で、しかもネオンだらけだったのでそんなに怖くはなかったです。

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ほんとうにあった怖い話 怨霊 劇場版『深夜警備員』(2004年、日本)

監督:山本清史
出演:半田健人
備考:ホラー

あらすじ…深夜、警備員が怪異に遭遇する。

 ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、主人公の警備員(男)がトイレで複数の男に襲われるとは…。ホラーじゃなかったらホモビになっちゃいそうなんだよなあ。
 とまあ冗談はさておき、主人公が警備員にしてはチャラい感じがするなと思ったら、彼はバイト君でした。バイトでこんな目に遭うのは割に合わない。

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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年、アメリカ)

監督:マット・リーヴス
出演:マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストン、リジー・キャプラン、ジェシカ・ルーカス、T・J・ミラー
原題:Cloverfield
備考:SF、怪獣、PG12

あらすじ…ある日突然、ニューヨークに「何か」が現われ、街は大パニックになる。

 一般人の視点から、何が何やらわからないまま逃げまどう様子を描いています。時たまチラリと怪獣が映るので、怪獣に襲われていることはわかるのですが、怪獣の正体も名前も不明です。
 しかしそれでも、主人公たちの行く先々でこの怪獣は出現してくれるので、それなりにカメラに収まってくれています。普通ここまで遭遇しないだろうと思うのですが、物語の主人公が持つ特有の「凶運」が発動したのかもしれません。御都合主義と言い換えてもいい。
 それにしてもこの怪獣、ムートー(2014年のハリウッド版「ゴジラ」に登場した怪獣)に似ているなあ。

【怪獣映画】
ガメラ対宇宙怪獣バイラス
ガメラ対深海怪獣ジグラ
ガメラ対大悪獣ギロン
ガメラ対大魔獣ジャイガー
ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発
GODZILLA ゴジラ(2014年)
大日本人

トランスモーファー-人類最終戦争-(2007年、アメリカ)

監督:リー・スコット
出演:マシュー・ウォルフ、エイミー・ウェバー、グリフ・ファースト、エリザ・スウェンソン
原題:Transmorphers
備考:SFアクション、クソ映画

あらすじ…地球が宇宙人に征服され、生き残った人類は地下へ潜伏、地上は巨大ロボットが闊歩していた。人類側は敵ロボットの動力セルを奪おうとするものの失敗。冷凍刑に処されていたミッチェルに白羽の矢を立てる。

 CGはショボい、会話は無駄に長い、ロボットは安っぽい、ストーリーはそんなに面白くない。いいところが見当たらない…と思いながら観ていたら、なんと主人公(ミッチェル)の「衝撃の真実」が後半で明らかに。ここだけはちょっと面白いと思いました。
 他にいいところは…ああ、そうそう、ミッチェルの日本語吹替をやっているのが玄田哲章です。う~ん、いい声だ。

【追記】
 本作の欠点の一つとして、「登場人物が多すぎる」ということも挙げられます。この程度の話ではもっと絞った方が理解しやすい。そう、例えばこのくらい。

(1)主人公
(2)主人公の相棒
(3)ヒロイン
(4)無茶振りをしてくる無能上司
(5)科学的な説明をしてくれる科学者
(6)なぜか巻き込まれたガキ
(7)モブ兵士たち

 (1)と(2)の絡みを見せることでバディもの、(1)と(3)がチュッチュすることでロマンス、(4)の存在で危機を招来、(5)はSF世界の解説役、(6)で子供の視聴者層にアピール、(7)はすぐに死ぬことで(1)の有能さを際立たせることができます。

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