リュック・ジャケの世界:悪党の取り分―ヒョウアザラシの狩り(1999年、フランス)
監督:リュック・ジャケ
原題:The Leopard Seal's Share
備考:ドキュメンタリー
あらすじ…南極のグレアムランド唯一のハンターであるヒョウアザラシは、海岸で戯れる幼いジェンツーペンギンを虎視眈々と狙っている。生態系の頂点に君臨する者の真の役割とは?(パッケージ裏の紹介文より引用)
グロ注意。例えば序盤、ペンギンの生首が海中を落ちて行くシーンが登場します。又、これ以外にもヒョウアザラシがペンギンを時間をかけて食い殺したり、ヒョウアザラシが食い散らかしたペンギンの死骸なども登場。視聴の際はご注意を。
それから邦題は「悪党の取り分」とあり、ヒョウアザラシを悪党と表現しています。原題の"The Leopard Seal's Share"を直訳すれば「ヒョウアザラシの取り分」となり、悪党の語は原題にはないものです。なるほど悪党っぽさはありますな。
とはいえ「悪党」にも役割があって、映像を観るとヒョウアザラシが食い散らかした肉を鳥が食べたり、海底に沈んだペンギンの死骸を海中の他の生物が群がって食べたりと、南極の生態系の一部を支えている実態が浮かび上がります。
そういった側面も見せてくれているドキュメンタリーだということは評価したい。
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