無料ブログはココログ

證城寺の狸囃子 塙団右衛門(1935年、日本)

 この映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/anaaW2M0f9g
https://youtu.be/htLKgRItMyA

作画監督:片岡芳太郎
別題:塙団右衛門化物退治の巻
備考:アニメ、時代劇

あらすじ…幽霊屋敷の化け物を退治した者に千金を与えるとの触れが出る。塙団右衛門は自分が退治してやろうと勇んで幽霊屋敷へ赴く。そこには、緊縛された美女が…!

 塙団右衛門(直之)は安土桃山時代に実在した戦国武将。この作品で彼は従者を連れずに単独行動していることから、この時は浪人中だと思われます。
 さて、タイトルを見ると、怪異の正体がネタバレしていると思うのですが…。ともあれ、こいつの詰めが甘いと言わざるを得ない。

モルグ街の殺人(1932年、アメリカ)

 この映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/xZONVkJ-Ta4

監督:ロバート・フローリー
出演:ベラ・ルゴシ、シドニー・フォックス、レオン・エイムズ、バート・ローチ、チャールズ・ゲモラ
原題:Murders in the Rue Morgue
原作:エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人事件」
備考:ホラー

あらすじ…1845年のパリ。デュパンと恋人のカミーユ、友人のポールが見世物小屋に行く。そこにはミラクル博士と猿人エリックがいた。実はミラクル博士は、猿と人間の雑種生物を創ろうとしていた。

 原作はエドガー・アラン・ポーの短編小説「モルグ街の殺人事件」ですが、原作小説とは内容が大きく異なります。別物と言った方がいいかもしれません。具体的にどう違うのかはネタバレ防止のためにあまり多くは言えないのですが、例えばデュパンは原作小説では世捨て人同然だったのですが、映画では恋人がいてリア充生活をそれなりに満喫しています。
 さて、この映画ではベラ・ルゴシがミラクル博士を演じているのですが、このミラクル博士はぶっちゃけマッド・サイエンティストです。雑種生物を創るというのなら、入手が容易な実験動物(例:ラット)でやるべきところでしょうが、いきなり人間を使うというところにマッドさを感じます。
 それから中盤でデュパンがミラクル博士のテントを訪れるくだりがあるのですが、ここで短時間ですが、両者の静かな「直接対決」が展開されます。もうこの時点でデュパンがミラクル博士に目星を付けているのがうかがえます。

【ゴリラ映画】
ゴリラの花嫁
水戸黄門漫遊記 怪力類人猿
類人猿(1940年)

西部の道(1934年、アメリカ)

 この映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/wJkzvLEutAY
https://youtu.be/Nw_bxqB64c4

監督:ロバート・エメット・タンジー
出演:ハル・タリアフェロ(ウォーリー・ウェールズ)、ボビー・ネルソン、マイラ・ブラットン、フレッド・パーカー、ウィリアム・デズモンド
原題:The Way of the West
備考:西部劇

あらすじ…牛飼いのゴードン一味が羊飼いのパーカー一家を追い出そうとしていた。そこへ、ウォーリー・ゴードンと名乗る人物がやってきて、パーカーの農場で働き始める。そんなある時、ゴードンがパーカー氏を射殺する事件が起きる。しかも、あろうことかウォーリーが冤罪で捕まってしまう。ウォーリーはパーカー氏の息子のボビーに探偵行為を頼む。

 主人公のゴードンは、パーカー親父に対してウォレス・ゴードンと名乗っています。インターネット・ムービー・データベースの当該記事の役名とちょっと違っているなと思ったら、続けざまに「友人は私をウォーリーと呼んでいます」と発言。要するにどっちでもいいのですが、作品内でウォーリーと呼ばれているので当記事ではそっちの表記に従います。
 さてこのウォーリー、どうも只者ではなさそうだという雰囲気が漂っていますが、実は彼は…おっと、ここから先はネタバレ防止のために伏せておきましょうかね。
 尚、本作品のタイトルについてですが、少々調べたところ邦題が見当たらなかったので、私が勝手に「西部の道」と名付けさせていただきました。

緋色の研究(1933年、アメリカ)

 この映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/AFBGPaUAqyI
https://youtu.be/2shSAYPoIOY
https://youtu.be/aSOjUCY0kLQ

監督:エドウィン・L・マーリン
出演:レジナルド・オーウェン、アナ・メイ・ウォン、ジューン・クライド、アラン・ダインアート、ウォーバートン・ガンブル
原題:A Study in Scarlet
原作:アーサー・コナン・ドイル『緋色の研究』
備考:ミステリー

あらすじ…秘密結社の一員ジェームズ・マーフィーがロンドンの列車内で死亡した。秘密結社を率いる弁護士のタデウス・メリデューは、亡くなったメンバーの資産を没収し、残りのメンバーに分け与えることにする。ジェームズの未亡人は、自分には遺産が何も残されていないと憤慨し、シャーロック・ホームズのところへ赴く。依頼を受けたホームズは捜査に乗り出すが…。

「緋色の研究」(1933年)人物関係図

 タイトルは『緋色の研究』となっていますが、原作小説とは内容が大きく異なります。全く別の作品と言ってよく、秘密結社と財宝が絡んでいるという点においては『四つの署名』に近い。
 それから、ホームズがメリデューを形容する際に「恐喝の王」と表現していましたが、これは「犯人は二人」の恐喝王ミルヴァートンを想起させます。ただし、メリデューはミルヴァートンとは別物なのでご注意を。まあ、どちらも悪党ではありますが。

【関連記事】
シャーロック・ホームズ(目次)

ユタから来た男(1934年、アメリカ)

 この映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/vhNdO9ldUk0
https://youtu.be/ALSKWuUpYK8
https://youtu.be/2jOuBNdP_j0

監督:ロバート・N・ブラッドベリー
出演:ジョン・ウェイン、ポリー・アン・ヤング、アニータ・カンピロ、エドワード・ペイル・シニア
原題:The Man from Utah
備考:西部劇

あらすじ…ユタ州の貧しい流れ者のカウボーイ、ジョン・ウェストンが仕事を求めて小さな町へやってきた。その時、銀行強盗が現われ、ウェストンは銀行強盗を撃ち殺す。その腕を連邦保安官に見込まれたウェストンは、ロデオ大会に出場することに。ロデオ大会では出場者の不審死が連続しており、ウェストンはロデオ大会に潜入捜査するのだった。

 主演はジョン・ウェイン。彼は1939年の映画「駅馬車」のヒットでブレイクするのですが、これはそのブレイク前の作品です。
 冒頭、馬に乗りながら歌うジョン・ウェインが登場。誰もいないところで歌っていますが、このシーンは画面を通して「俺は乗馬も歌もできるんだぜ」とアピールしているかのようです。
 それから、物語の中盤でロデオ大会が開催されます。暴れ牛に乗る競技のみならず、パレードや馬車レースなども登場。色々やってるんですね。

椿姫(1937年、アメリカ)

監督:ジョージ・キューカー
出演:グレタ・ガルボ、ロバート・テイラー、ライオネル・バリモア、エリザベス・アラン、ジェシー・ラルフ、ヘンリー・ダニエル
原作:アレクサンドル・デュマ・フィリス『椿姫』
原題:Camille
備考:恋愛劇

あらすじ…<椿姫>マルグリット・ゴーティエがパリの劇場で婚活をし、そこでアルマン・デュバル及びヴァルヴィル男爵と出逢う。

 あらすじの段で「婚活」という表現を用いましたが、マルグリットとその同行者の会話から彼女が結婚相手を探し求めに劇場へ赴いており、これはいわゆる婚活だなと判断した次第。
 で、その婚活の成果はというと、二人の男(アルマン・デュバルとヴァルヴィル男爵)が言い寄ってきており、ここでの婚活はとりあえず大成功と言ってよいでしょう。少々出来すぎの感は否めませんが…。
 とはいえ、この後トントン拍子に話がうまく進むというわけではなく、当然のことながら紆余曲折や障害が出てきます。例えばマルグリットの病気が…おっと、ここから先は伏せておきましょうかね。

【関連記事】
ムーラン・ルージュ

バルカン超特急(1938年、イギリス)

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:マーガレット・ロックウッド、マイケル・レッドグレーヴ、ポール・ルーカス、メイ・ウッティ
原題:The Lady Vanishes
備考:鉄道ミステリー

あらすじ…ロンドン行き大陸横断超特急はバンドリカで雪崩に遭い立ち往生してしまう。列車の乗客たちはやむなくホテルに一泊する。真夜中にホテルで殺人事件が発生し、そうとは知らぬ乗客を乗せて翌日列車は出発するが、今度は老婦人が忽然と消えてしまう。(DVDパッケージ裏の紹介文より引用)

 最初の殺人事件の被害者は、ホテルの前で歌っていた辻音楽師。一介の辻音楽師なんか殺したって何の意味が…と思いましたが、最後の方で老婦人消失の動機が判明すれば、彼が消された理由もおのずからわかろうというものです。
 具体的にどういうことかはネタバレ防止のために伏せておきますが、この映画の製作年(1938年)が第二次世界大戦勃発直前ということを考え合わせると…キナ臭いですな。

無敵艦隊(1937年、イギリス)

監督:ウィリアム・K・ハワード
出演:ローレンス・オリヴィエ、ヴィヴィアン・リー、フローラ・ロブソン、レイモンド・マッセイ
原題:Fire Over England
原作:A・E・W・メイソン
備考:海洋歴史劇

あらすじ…16世紀、イギリスとスペインの間で熾烈なスパイ合戦が繰り広げられる。

 インターネット・ムービー・データベースの当該記事を基に、主要登場人物一覧を作成しました。参考までにどうぞ。

【主要登場人物一覧】
(イギリス)
エリザベス1世……………………イギリス女王。
ロバート・ダドリー…………………レスター伯。
バーリー卿…………………………バーリー男爵ウィリアム・セシル。
マイケル・インゴルビー……………本作の主人公。スペインに捕えられるが、帰還する。
シンシア……………………………バーリー卿の孫で、女王の侍女。マイケルとは恋仲。
サー・リチャード・インゴルビー……マイケルの父。ドン・ミゲルとは旧友。
ヒラリー・ヴェーン…………………スペインに内通している貴族。

(スペイン)
フェリペ2世………………………スペイン国王。
ドン・ミゲル………………………提督。リチャード・インゴルビーとは旧友。
エレナ……………………………ドン・ミゲルの娘。後にドン・ペドロと結婚。
ドン・ペドロ………………………エレナの夫。

 さて、作品を視聴してみると、画面の切り替えが早いな、と思いました。そこはもうちょっと余韻を残せばいいのに、というところでも、さっさと次のシーンに移っています。少々せわしない印象を与えますな。

 それから、邦題の「無敵艦隊」についてですが、この無敵艦隊(アルマダ艦隊)が登場するのは最後の方だし、アルマダの海戦も無敵艦隊を持つスペイン側ではなく、主人公の属するイギリス側の視点で描かれます。
 ですので、邦題は必ずしもタイトル詐欺ではないのですが、タイトルほどには無敵艦隊は出てこないのでご注意を。

河内山宗俊(1936年、日本)

監督:山中貞雄
出演:河原崎長十郎、中村翫右衛門、市川莚司、原節子
英題:Priest of Darkness
原作:河竹黙阿弥『天衣紛上野初花』
備考:時代劇

あらすじ…悪徳茶坊主の河内山宗俊(こうちやまそうしゅん)は今日もゆすりで大金をせしめる。そんなある時、お浪と広太郎のトラブルに巻き込まれ…。

【主要登場人物一覧】
河内山宗俊……茶坊主。
お浪……………甘酒屋で生計を立てている娘。
広太郎…………お浪の弟。
金子市之丞……森田屋の用心棒。
北村大膳………松前家重役。
お静……………河内山宗俊の情婦。
三千歳…………遊女。広太郎の幼なじみ。
森田屋…………悪役。

 話の進行がちょっと早い。例えば、広太郎が北村大膳の小柄を盗むのですが、盗むシーンは出てこず、大膳と金子市之丞との会話で済ませています。又、画面の切り替えも早い。
 愚考するに、原作の歌舞伎はもっと長いはずだから、この1時間20分少々の映画にする際には色々とカットしたのでしょう。
 それから、まともな殺陣は終盤になってようやく登場。そもそも河内山宗俊は武闘派というよりインテリヤ○ザです。この作品にチャンバラ活劇はあまり期待しないように。

月光石(1933年、アメリカ)

 この映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/3aI830dLQfs

監督:T・ヘイズ・ハンター
出演:ボリス・カーロフ、セドリック・ハードウィック、アーネスト・テシガー
原題:The Ghoul
備考:ホラー

あらすじ…ヘンリー・モーラント教授が神秘的な宝石を持ったまま死亡する。彼は埋葬されるが、やがてグールとなって墓から甦る。

 原題のグール(Ghoul)は日本では食屍鬼と訳されますが、これはボリス・カーロフ演じるモーラント教授を指します。尚、ここでのグールは、アンデッドモンスターとしてのグールといっていい。
 又、邦題の「月光石」は死者をグールにする宝石のことです。話によると元々はエジプトにあったものだとか。そういえば、古代エジプトにはミイラを作って死者を復活させる…なんていうハナシもありましたっけ。

 さて、この作品のグールですが、無言で人の首を絞めてきます。まあ、元々は学者だから、戦闘スキルはそんなに高くないのでしょう。

より以前の記事一覧

2022年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31