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スーサイド・スクワッド(2016年、アメリカ)

監督:デヴィッド・エアー
出演:ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス
原題:Suicide Squad
備考:アメコミSFアクション

あらすじ…政府高官のアマンダ・ウォラーが凶悪犯たちを集めて特殊部隊(スーサイド・スクワッド)を結成させる。

 デッドショットにハーレイ・クイン、キラークロックなど、これだけアクの強い者たちを無理矢理集めて果たしてまとまるのだろうか? もちろん、全然まとまらずに機会さえあれば逃げ出そうとする始末。まとまりのなさはアベンジャーズ以上でしょうな。
 そんな彼らをまとめようとするフラッグ大佐は、上司(アマンダ)がアレなこととも相まって、いつかストレスで胃に穴があいてしまうかもしれません。
 それから、これは物語前半で描写されるので言ってもネタバレにはならないと思いますが、特殊部隊の一員としてこき使われようとしていたエンチャントレスが脱走します。無理矢理やらせようとした結果がこれだよ。

 最後に、ジョーカーについて。
 物語の中盤でジョーカーが乗っていたヘリが撃墜されて、ジョーカーは死んだとみなされます。だがちょっと待ってほしい。あれほどの人気キャラが、こんなところでくたばるとは思えません。寧ろ、私なんかは「どうせ生きてんだろ」と白々しくなりましたわ。
 尚、今回ジョーカーを演じているのはジャレッド・レトですが、映画「ダークナイト」でジョーカーを演じたヒース・レジャーとの比較をよく聞きます。ヒース・レジャー版ジョーカーとジャレッド・レト版ジョーカーが対決するファン・フィルムがあるくらいです。
 両者の優劣はここでは論じませんが、ジャレッド・レト版ジョーカーが大活躍を見せるのはまだまだこれからだぞ、ということは指摘しておきます(ヒース・レジャーは死んでしまった!)。

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バットマン

山田風太郎「幻妖桐の葉おとし」

あらすじ…高台院湖月尼は豊臣恩顧の将7人を招集する。そして秀吉が臨終の際に述べた言葉と大坂城の絵図を示し、秀吉の謎の言葉に大坂城の抜け穴の手がかりがあるらしいからそれを突き止めてくれと頼む。浅野長政らは解明に乗り出すが…。

「幻妖桐の葉おとし」人物関係図

 大坂城の抜け穴を突き止めるという謎解きが提示されるのみならず、解明に乗り出した者たちが次々に殺されることで「犯人は誰か?」というミステリー要素が追加されます。
 それらの謎の答えについてはネタバレ防止のために伏せておきますが、そもそもの疑問を一つ。高台院湖月尼は豊臣秀吉の正室で、北政所(きたのまんどころ)と呼ばれた人物です。その彼女なら大坂城の抜け穴くらい、とっくに知っていてもおかしくないんですがね。

【参考文献】
司馬遼太郎 松本清張ほか『決戦! 大坂の陣』実業之日本社

サタデー・ナイト・ライブ:トランプの視点(2017年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/rJ6WuWeBoY8

出演:ジョン・セナ
原題:Through Donald's Eyes - SNL
備考:コメディ

あらすじ…朝、トランプ大統領が目を覚まして執務室へ行く。

 トランプの主観視点で描かれるので、トランプがイケメンになっています。従ってここでトランプを演じているのはアレック・ボールドウィンではなくジョン・セナです。
 そのきれいなトランプが自分に向かって「愛してる」って、どんだけナルシストなんだよとツッコミを入れたくなりますな。

【主要登場人物】
ドナルド・トランプ………第45代アメリカ大統領。
メラニア・トランプ………ドナルド・トランプの妻。
マイク・ペンス……………副大統領。
ケリーアン・コンウェイ…大統領顧問。トランプのカウンセラー。

【拙訳】
メイド「おはようございます、トランプさん」
テレビ「大、大成功、素晴らしい、勝利、地滑り、フォックスニュース」
テレビ「ファッションでは大きなブカブカのスーツと長い赤いネクタイ、大きな成功…」
失敗ニューヨークタイムズ「間違った報告、偏っている。嘘、嘘、嘘」
スタッフ「トランプ」
スタッフ「トランプさん」
テレビ「ありがとうございます。トランプは悪者です。トランプは嘘。トランプは何もできない」
スタッフ「負け犬」
スタッフ「今はみんなお前を憎んでいる」
スタッフ「負け犬」
(ツイッターで)メディアはバカ。トランプは王。メディアは悪。悲しい。
メラニア「愛しているわ、ドナルド。私は幸運な女。私はあなたのおかげで美しい。私は幸運な女」
ペンス「マイク・ペンスです。仕事をして下さい。義務です、注目して下さい、他の人たちに。トランプではない他の人たちに。多くの人たちに」
コンウェイ「ケリーアンです。あなたのファンがあなたに会いたがっています。あなたのファンと話してあげて」
支持者「私はトランプに投票しました。あなたは直してくれるでしょう。約束です。約束したことです。約束したことを待てません。ハリウッドのモデルたちはあなたの人民ではない。私はあなたの人民です」
コンウェイ「来て、来て、ケリーアンが治してあげる。ママは何でもするの。ママはあなたのために生きている。眠りなさい。眠って夢を見なさい。お気に入りの夢を」
きれいなトランプ「愛してる」

ドナルド・トランプ

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ドナルド・トランプ(目次)

『intoxicate #131 2017 December』タワーレコード

 「O-CHA-NO-MA CINEMA」(P56-57)に掲載の映画「希望のかなた」(P56)の監督の欄にアキ・カウリスマキの名前が。こんなところで出てくるとは…なつかしいな。この人の監督作品ならば何本かレビューしましたっけ。

 それから、「CINEMA O-CHA-NO-MA REVIEW」(P80-81)に映画「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」(P80)が。あのカルトムービーがDVD/ブルーレイでついに…!

intoxicate #131 2017 December

サタデー・ナイト・ライブ:トランプの人民裁判(2017年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/dLYfwprjtog

出演:アレック・ボールドウィン、カイル・ムーニー、ヴァネッサ・ベイヤー、ピート・デーヴィッドソン
原題:Trump People's Court - SNL
備考:コメディ

あらすじ…トランプが裁判を起こす。

 どんな裁判かというと、イスラム圏の国々からの入国を禁止する大統領令が憲法違反だとして執行停止になった件についてです。
 尚、傍聴席には当たり前のように死神が座っていますが、とりあえずそれはスルーさせていただきます。この死神は別の話にも登場するので、そちらを取り上げる機会があればその時に触れたいと思います。
 それにしても、トランプがプーチンを裁判所に呼び出してみせるとはたまげたなあ。彼とは一体どんな取引をしたんだ?

【拙訳】
ナレーション「こちらは原告のアメリカ合衆国大統領。彼は正義を訴えています。彼は広くチェックされない権力を求めています。果たして得られるでしょうか?」
ナレーション「こちらは被告団。第9法廷の3人の判事です。彼らはトランプの禁止令を聞き、憲法違反だと言いました。彼らはこの国に悪臭を放つことを許していると非難されています」
廷吏「全員起立。判事殿、真実と全体の真実を話し、真実以外のものを話さないと神にかけて約束しますか?」
判事1~3「約束します」
廷吏「大統領は?」
トランプ「私は大丈夫だ」
廷吏「着席」
裁判官「結構、ありがとう。まず最初に、トランプさん。これはテレビの裁判だということは理解していますか?」
トランプ「それはOKだ。私はテレビの大統領だ」
裁判官「あ、はい。あなたの入国禁止令は憲法違反だとして再度拒否されています。はい、どうぞ。私たちはここで何をしているんですか?」
トランプ「ええと、ありがとう。判事殿。あるいは女判事を何と呼ぼうか? スチュワーデス? そういうものとか? 私は素晴らしい入国禁止令に署名した。読ん…読んでないけど。でも署名した。人々は私が紙片を持っているところを写真に撮った。非常に公式な。ここの判事たちは非常に無礼だ。私は正しい。彼らは間違っている。私は禁止令の復活を求め、725ドルを請求する」
裁判官「結構です。ええと、この女性は私に蛇の共同保管を頼みましたが、彼女はあなたより多くの事件を抱えています、OK? よろしい。つまり…」
トランプ「いわゆる」
裁判官「何ですって?」
トランプ「いわゆる、いわゆる判事殿」
裁判官「失礼、トランプさん。ここにいるのは3人の連邦判事です。OK? 彼らは実際に私よりリアルです。(判事たちに向かって)判事殿、あなたはどうして下院の禁止措置に同意したのですか?」
判事「裁判官殿、その禁止案は、宗教による選別を含むゆえに国教条項
(※1)に違反しているというのが我々の結論でした」
トランプ「却下。却下だ」
裁判官「トランプ大統領、もう結構です」
トランプ「許可する」
裁判官「ええ、トランプさん。我々がこの禁止令を必要とする正当な理由があるのですか?」
トランプ「もちろん。簡単なことだ。悪い人たちが流入している。彼らを見ただろう、ISIS、サンバーナーディーノ
(※2)、シカゴ、つまり、シカゴを見てくれ。そこは地獄だ。廷吏は私が何を話しているか知っている。ほら、ええと、そのう、悪玉、悪ガキ、つまり、悪ガキ、悪ガキどもだ。どうする?」
裁判官「あなたの主張はサッパリわかりません。トランプさん、目撃証言者をお呼びだとか?」
トランプ「はい、長年に渡って私を知っていて、すばらしい人間で、完璧な信用があります。ウラジーミル・プーチンです」
ナレーション「他国を侵略しライバルを殺した権威主義者のリーダーです。彼はトランプ大統領の長年のべたぼれ相手
(※3)
トランプ「ウラジミールはすばらしい人です。彼は私のことを誰よりも知っています」
プーチン「その通り。みんなかかって来いよ! トランプ大統領を休養させろよ、OK? この男はすごい友人だ。彼は私の小さなアメリカの格好の餌食だ。彼は私のために何でもする。彼は自分自身の国に逆らってでもやるだろう、我々を幸せにするためだけに。OK? (トランプに)これでいいか?」
トランプ「いいぞ」
プーチン「OK、マー・ア・ラゴ
(※4)でまた会おうぜベイビー!」
裁判官「結構です。トランプ大統領、私はこの禁止令を読みました。OK? 急いでいるので。私は1時間以内に3つの判決を下さなければならないのです。OK? それ(証言)が助けになるという証拠はありません。ですので、残念ながら言わせていただくと…」
トランプ「解決したい」
裁判官「何ですって?」
トランプ「解決だ。裁判外で解決したい」
裁判官「大統領、失礼ですが…」
トランプ「我々は解決した。あなたもそうだ」
裁判官「いいえ。いいえ、そうじゃありません。私に発言させてください、あなたはやりすぎです。あなたに私を怖がらせるCNNの警告のない1日を求めます。いいですか? 私は―私はリラックスしてグラミー賞を観たいだけです。そして誰もそれを言ったことはないんです。審理終了、これが私の判決です」
ナレーション「裁判は第9法廷の判事たちの勝利。次回の裁判ですが、原告はドナルド・トランプ大統領、被告はノードストロム
(※5)の経営者です。機会があれば…」

※1.合衆国憲法修正第1条のこと。前半部で国教を定めることを禁止している。又、後半部では言論の自由などと共に信教の自由が述べられている。
※2.2015年12月2日に銃乱射事件が発生した場所。カリフォルニア州にある。
※3.原語は"long-time crush"。
※4.フロリダ州にあるトランプの別荘。
※5.アメリカの百貨店。イヴァンカ・トランプのブランドの販売を取りやめたことをトランプに非難された。

ドナルド・トランプ

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ドナルド・トランプ(目次)

『ぐるり かながわミュージアムショップ 2017-2018 湘南・西湘特集』神奈川県博物館協会

 神奈川県の博物館・美術館・水族館などのマップ。表紙を飾るのは新江ノ島水族館。
 尚、よくよく見ると、掲載された諸施設のデータには入場料が書かれていませんな。とはいえ、美術館などは企画展ごとに入場料が異なったりするから、書いてないのもわからなくはない。

ぐるり かながわミュージアムショップ 2017-2018 湘南・西湘特集

ショーン・スパイサー報道官の面白発言集(2017年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/9zfZrfKk9lY

出演:ショーン・スパイサー
原題:Sean Spicer's Greatest Hits As White House Press Secretary To President Donald Trump | TIME

 「面白発言集」と銘打っていても意味がわからなければどうしようもない。というわけで3日くらいかけて訳してみました。参考までにどうぞ。

【拙訳】
(1月21日)
ショーン「就任式典の写真は意図的なもので、ナショナル・モール
(※1)に集まった膨大な支持者たちを最小限に見せるためのものです。かつてないほど多くの観衆が就任式を目撃したのです――終わり(※2)

※1.ワシントンにある国立公園。
※2.ドナルド・トランプの大統領就任式の際の写真では観衆がスカスカだったが、トランプはこれをマスコミの捏造だと強弁した。

ショーン「こんばんは、みなさん。おかえり。部屋の中に愛を感じられます」

 

(1月23日)
ショーン「はい、我々はアメリカ国民に対して正直であらねばならないと私は信じています。我々はその事実に同意できないと私は時々思います」

 

(1月24日)
ショーン「ちょうど先日、彼(トランプ)はマーティン・ルーサー・キングJr.
(※3)と一緒にいました。私は彼を市民の権利の指導者と呼ぶでしょう」
記者「彼(キング3世)の父(キング牧師)は市民の権利の指導者だったと?」
記者「ショーン、ショーン、幾つか質問があります」
ショーン「それではもう一つどうぞ」

※3.黒人公民権活動家のキング牧師。1968年に暗殺。トランプと実際に会っていたのはその息子のマーティン・ルーサー・キング3世。

(1月25日)
ショーン「馬鹿げている…。君は基本的に…OK、クリステン。直ちに終わらせよう。ハンター、ハンター、ハンター、違う」

 

(1月30日)
ショーン「それから…これだ。13年の(NSCメモ)だ。これは…2017年」
ショーン「文字通り100%同じだ」

 

(1月31日)
ショーン「ええと、まず最初に、それは入国禁止ではありません」
記者「彼(トランプ)はメディアが使っているその言葉を使っています」
ショーン「しかし一日の終りに(トランプが使ったのだ)。ありえない、待て待て待て、ありえない」
記者「それは彼の言葉です」
記者「大統領自身が禁止と言ったのですよ」
ショーン「わかった」
記者「彼(トランプ)が混乱しているのですか? それともあなたが混乱しているのですか?」
ショーン「いいえ、私は混乱していません
(※4)

※4.つまりトランプが混乱しているということかな?

(2月9日)
ショーン「それは私が今まで聞いたものの中で最も馬鹿げたものです。OK。これは馬鹿げている。OK。次!」

 

(2月23日)
ショーン「OK、質問を叫ぶことはありませんよ。大きな少年少女のように手を挙げればいいんです」

 

(3月7日)
ショーン「(オバマケアの廃止について)これは政府、これはそうじゃない。思うに視覚的に重要な理由の一部は、あなたが実際にその違いを見る時、これ(オバマケア)は大きな政府がすることだとわかることです」

 

(3月10日)
記者「ピンバッジが曲がってますよ」
ショーン「ジョン・ロバーツはいつもファッションのヒントで私を助けてくれる(皮肉)」
記者「まだ曲がってますよ」
ショーン「私に表彰台を動かさせないでくれ(≒これ以上言うと台を投げるぞ)」

 

(3月16日)
ショーン「違う、違う、待て、実際に…」
記者「トランプタワーが盗聴された証拠はありません
(※5)。今あなたにはホワイトハウスの諜報委員会と上院の諜報委員会があります(※6)
ショーン「違う、違う、実際ここに彼の引用が、ここに直接の引用が…『思うに非常にありそうなことだ』引用終わり。我々が『盗聴』について話す時、彼は監視の意味で言っていたのです」
記者「あなたは…」
ショーン「諜報…あー…知的階級
(※7)を全く持たない男にとっての幾つかの重大な結論で…」
ショーン「アレクシス、質問をしたくないのなら、他の誰かを呼ぶこともできるぞ」
記者「それではニューヨーク・タイムズを呼んでいただけますか?
(※8)

※5.選挙期間中、当時大統領だったオバマがトランプタワーを盗聴していたとトランプが主張。ただし証拠は提示せず。
※6.本当に盗聴していたのなら、これらの組織を活用して証拠を探し出せるはずだということ。
※7."intelligence"の後に"class"と続けている。"intelligence"は諜報という意味で使われているが、この語には知性という意味もあり、"intelligence class"は知的階級(知識層)となる。
※8.2月24日、スパイサー報道官はホワイトハウスの定例記者会見を廃止し、記者懇談に切り替えた。そしてその記者懇談から、ニューヨーク・タイムズ紙やCNNテレビなどを締め出した。

(3月20日)
記者「ショーン、大統領はまだコミーFBI長官に完全な信頼を置いていますか?」
ショーン「あー、彼が現時点でそうでないと信じる理由はありません。しかしフリン将軍
(※9)でさえ(選挙)キャンペーンのボランティアでした。えー、それから明らかに非常に限られた役割を果たしたにすぎないポール・マナフォート(※10)の議論があります」
記者「ホワイトハウスはポール・マナフォートとロシアの関係者もしくはロシアに支援された関係者との連絡を認識していましたか?」
ショーン「(言下に)いいえ」
ショーン「最初に、君のところの見出しは悪いものだ。書き直したいよ…。もし君たちが望むならそうしたい。もし君たちが助力を求めているならば」
記者「仕事をお探しですか?
(※11)

※9.マイケル・フリン元陸軍中将。トランプ政権では国家安全保障問題担当大統領補佐官に就任するものの後に辞任。
※10.トランプの元選対本部長。ロシアゲート疑惑でFBIに家宅捜索された。
※11.「もうすぐ報道官をクビになるのか?」という意味が込められている。

(3月22日)
記者「オバマ前大統領が悪者もしくは病人だったという(トランプの)声明の立場に、大統領は立っているのですか?」
ショーン「大統領のツイートはそれらに立脚していると思います
(※12)

※12.トランプのツイッターを会見の場で文字通りフォローしなければならない、というのは大変ですな。

(3月24日)
ショーン「税金還付―税制改革の大きな欲求があるのだと思います」
ショーン「いえいえ、我々はそうじゃないが、あなたにはロシアがいる。もし大統領が今夜自分のサラダにロシアのドレッシングをかけるならば、とにかくそれがロシアとのコネクションです
(※13)

※13.マスコミは何でもかんでもトランプとロシアとを結び付けたがっていると批判している。

(3月28日)
ショーン「あなたをウンザリさせてしまって済まない。あなたは首を振っている。私は感謝します、ですが―ですがわかります―ある時点では、事実は彼らがそうであるという、ロシアとの状況に関して敬意を持ってこの状況について説明を受けた全ての人――民主党、共和党、オバマに任命された人、キャリアは全て同じ結論に達しました。ある時点では、4月、あなたはそこに結託があるかどうかに関して敬意を持って『ノー』という答えを受け取らなければならないでしょう」

 

(3月29日)
ショーン「4月」
記者「それはどうもありがとう」
ショーン「今日はどうですか?」
記者「大丈夫です。あなたは?」
ショーン「すばらしい」

 

(4月10日)
ショーン「(シリアが化学兵器を使用したとの主張について)答えは、もし赤ちゃんにガスを吹き込んだり、無辜の民に銃弾をブチ込んだら、この大統領(トランプ)から回答を見ることになると思います。これは受け入れられない」

 

(4月11日)
ショーン「ほら、ヒトラーと同じくらい卑劣な誰かさん(シリアのアサド大統領)は、化学兵器を使うことに夢中ではなかった」

 

(4月19日)
ロブ・グロンコウスキー
(※14)「ショーン、何か手伝えることは?」
ショーン「大丈夫、ありがとう」
ロブ・グロンコウスキー「本当?」
ショーン「あー、多分。大丈夫。ありがとう。すぐにまた会おう」
ショーン「大丈夫。すごいな」

※14.アメフトの選手。この日、会見場に乱入した。

(5月2日)
記者「ショーン! ショーン! ショーン! ショーン! ショーン! 来てよショーン!」
記者「ショーン! プーチンと電話してるの?」
記者「ショーン! ここに座って。待って、誰も出ないで。誰も出ないで、座って。ほら、座って待とう。ほら」

 

(5月12日)
記者「大統領は毎日の記者会見を中止することを検討していますか?」
ショーン「彼は多くの人々と同様、ちょっとうろたえているのだと思います。あなたとアメリカの人々のために彼が代わってやっていることを、私たちがここに来て、私たちができること全てをやろうとしています。それでも、私たちは再三再四、全ての小さな単語を解析しようとする試みを見ます。そして政策が何であるか―なぜ何かが求められているのか、あるいはこれの更新が何であるのか―を実際に把握することとは反対に『わかった』
(※15)のゲーム以上のものにします。多くのうんざりがあると思いますし、それはただ大統領だけが感じるものだとは思わない(※16)
ショーン「みんなありがとう。よい週末を」
記者「ショーン! ショーン! ショーン!
(※17)
ショーン「ありがとう、さようなら」

※15.原語は"gotcha"。スラングで「わかった」「了解」の意味。
※16.結局、何が言いたかったのかわからない。
※17.字幕では表示されなかったが、記者たちは質問を発している。訊きたいことは山ほどあるのだが、スパイサーは強引に打ち切っているのだ。

 こうして訳してみると、トランプもアレだがスパイサーもアレだなという感じを受けます。類は友を呼ぶってやつですかね。ちなみにアレが何を意味するかは、賢明なる視聴者諸氏の推察に委ねます。
 尚、会話は早口なので、YouTubeの設定で速度を0.75倍にして聴いた方がいいかもしれません。

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ドナルド・トランプ(目次)

『BLUE NOTE TOKYO jam Vol.187 NOV-DEC 2017』ブルーノート東京

 表紙を飾るのは、向かって左がロン・カーター(Ron Carter)、右がケニー・バロン(Kenny Barron)。
 "RON CARTER 80th BIRTHDAY: QUINTET"ってことは、このロン・カーター翁は御年80歳で公演するのか。たまげたなあ。

BLUE NOTE TOKYO jam Vol.187 NOV-DEC 2017

サタデー・ナイト・ライブ:ショーン・スパイサーの記者会見(2017年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/UWuc18xISwI

出演:メリッサ・マッカーシー
原題:Sean Spicer Press Conference (Melissa McCarthy) - SNL
備考:コメディ

あらすじ…ショーン・スパイサー報道官が記者会見を開く。

 ショーン・スパイサーはトランプ政権でホワイトハウス報道官を務めました(ただし1年もたずに辞任)。
 それから、サタデー・ナイト・ライブはアメリカのコメディ番組。ここではドナルド・トランプ大統領をアレック・ボールドウィンが演じています。今回取り上げた動画にはトランプは登場しませんが、それはまた別の機会にということで。

 それにしても、ここのスパイサーは実にブッ飛んでますな。それから念のために言っておくと、スパイサー本人の記者会見の映像を後で観ましたけど、あそこまでじゃない。とはいえ、見較べてみると、スパイサーが強引に仕切るところはコメディとしてうまく表現できているのがわかります。

【拙訳】
ナレーション「続きましてショーン・スパイサー報道官のホワイトハウス記者会見です」
ショーン「はい皆さんこんばんは。静粛に! 静粛に! 静粛に! 静粛に!」
ショーン「我々が(会見を)始める前に、私自身と報道陣がロッキーなスタートを切ったことは知っています。はいはいはいはい! ある意味、私が『ロッキーなスタート』と言うのはある意味映画『ロッキー』のようだということです。即ち君たちをぶん殴るために私はここへ来たのですから! そう、その顔に!」
ショーン「それから私は良い話はしません。ですので本日は会見の冒頭で謝罪したいと思います。(ただし謝罪するのは)自分に! 君たちがここ2週間で私をどう扱ったか、そして謝罪が受け入れられなかったことを! なぜなら私は君たちと友達になるためにここにいるのではなく、スワローガムを噛むためにここにいる、名前を取るためにここにいるのだから!」
ショーン「OK、お前ら猿どもの目の前に輝くものを揺らしてやろう! (質問には)後で答えてやる!」
ショーン「皆さんご存知の通り、トランプ大統領は本日、ナショナルTVで彼の最高裁判決を発表しました。彼が部屋に入った時、群衆は彼をスタンディング・オーベーションで迎えました。それも15分間たっぷりと! (ビデオ)テープでチェックしてみなさい。みんな笑ってた、みんな幸せだった。それが彼らの反応の全てです。それに全ての女性一人一人が左右から排卵していました。誰も、誰も悲しんでいませんでした。それらは永遠の事実であり、他にもあります。X、3、4、大文字P、大文字T、8、4…いや、ちょっと待てよ。これは私のEメールのパスワードだ。忘れろ! おいこら書くんじゃない!」
ショーン「さて、大統領の本日の予定です。3時45分、大統領は『ファインディング・ドリー』のアンコール上映を主催します。OK? 忘れっぽい魚の話で、OK? みんな好きです。それから午後6時、彼は国立公園の制度を廃止するでしょう。ですが『ドリー』! いいものだ。OK。誰も質問がないなら…OK。いくつかの質問をどうぞ。『ニューヨーク・タイムズ』のグレン・トラッシュ。ブー! どうぞ」
記者1「はい、私が訊きたいのはムスリムの入国禁止
(※1)についてです」
ショーン「禁止ではない」
記者1「何ですって?」
ショーン「禁止じゃない。入国禁止は禁止じゃないし禁止するものでもない」
記者1「あなたはそれを禁止だと言っています」
ショーン「なぜなら私はあなたの言葉を使っているからだ。あなたが禁止だと言った。あなたが禁止だと言ったので、今、私が言って…」
記者1「大統領がツイートしているので引用します。『もしその禁止が1週間以内に発表されたら』と」
ショーン「ああ、その通り。あなたはそう言った。彼(トランプ)はあなた(の言葉)を引用している。あなたの言葉だ。あなたがその言葉を使った時に彼はあなたの言葉を使っていて、彼はそれを再使用しているんだ。それは言葉の使用の円環で、あなたから来たものだ」
記者1「…何?」
ショーン「冗談抜きで、グレン、君はそのゲートから私と一緒に出発するつもりなのかね? 君は私のキ○タマ
(※2)を蹴り上げようとして僕からそれを奪おうっていうのかい?」
記者1「いいですか、私が訊ねているのは…」
ショーン「OK。座って、グレン。それじゃあ誰か…グレンを嫌いな人、手を挙げて。早く手を挙げて。みんな、みんな、1、2、3、無限大。誰もが手を挙げたこととみんながグレンを嫌いだってことを記録しといて。それが君の話だって印刷しなさい」
ショーン「次の質問どうぞ!」
記者2「はい、お訊ねしたいのはスティーブン・バノン
(※3)の国家安全保障会議(※4)参加についてです」
ショーン「OK。クソ質問だ。馬鹿げた質問だ。座れ、グレン」
記者2「私の名前はグレンじゃありません」
ショーン「君の名前はわかってる。私が言ってるのは一般的なグレンのような『グレン』だ。君の言葉だ、君の言葉だ。次の質問どうぞ!」
記者3「はい、私もスティーブン・バノンについて懸念しているんですけど、多くの人たちが、彼はこのムスリム禁止の背後にいると言っています」
ショーン「ああ、よろしい、君たちはまだわかってないな。小道具が必要かな? 私の言葉は大きすぎて、君たちに見せてやらないといかんのかな? OK、始めよう。決定が為された時、憲法が我々の大統領に多くの権限を与えた。スティーブン・バノンは重要なアドバイザー。OK? そして我々の大統領は阻止されないだろう。OK? 過激なヘラジカと小羊に対する彼の戦いにおいて!」
ショーン「他に質問は?」
記者4「はい、『ウォール・ストリート・ジャーナル』ですが、よろしいですか?」
ショーン「この、この、この、この! お前は私のように来ることはできない! CNNと同じところにブチ込んでやる!」
CNN記者「我々はフェイクニュースではない!」
ショーン「好きか? 好きか、間抜け? 好きか、間抜け? みんな落ち着け、いいな?」
ショーン「もちろん私はベッツィ・デヴォスについて多くの質問を受けています。OK? 教育長官の候補者です
(※5)。そこで我々は今日、彼女をここに連れてきました。彼女ができるということを示す数少ない―数少ないシンプルな機会です。ベッツィ!」
デヴォス「こんにちは。ありがとう。はい、そこの男性」
記者5「あ、はい。これについていまだに明白な答えを得たとは思っていませんが、生徒の進捗具合を測定する上で成長と技量をどのように評価しますか?」
デヴォス「OK、はい、あー、学校については何も知りません。けど私は―私は学校がそこにあるべきだと思います。多分、キリストの学校が。そして潜在的な熊に対して壁と屋根と銃があるべきだと思います」
ショーン「ありがとう。もう充分です」
デヴォス「ありがとう」
ショーン「それでは最後に1つ質問を受け付けます。ああ、そこの負け犬君」
記者6「ええ、国際ホロコースト記念日
(※6)にリリースされたホワイトハウスの声明(※7)についての質問です。その声明ではユダヤ人に言及していないのですが、あなたはそれが反ユダヤ主義だったと思いますか? …何してるんですか!? 何してるんですか!?」
ショーン「これは石鹸水で、貴様の汚れた嘘つき口を洗ってるんだ! 出てけ! まず第一に、声明、その声明はどうやったら反ユダヤ主義になるんだ? スーパーユダヤ人だと書いた人物だぞ。OK? 事実はそれ以外の様々な人たちがホロコーストで苦しんでいるんだ、ユダヤ人だけではない。ジプシーやレズビアン、その他の人たちもいる。それはお前の言葉だ。お前の言葉だ!」
ショーン「今日はもう充分だ。スパイシーはすぐにバイバイするぜ。お昼寝が必要だ。明日の記者会見のちょうど1分前に起こしてくれ。それとニューヨークからのライブだ、土曜の夜のな!」
記者6「ええ、それならもう始まってます」

※1.2017年1月27に署名された「テロリストの入国からアメリカ合衆国を守る大統領令」。
※2.原語は"nuts"だが、この語にはキン○マの意味がある。
※3.大統領顧問。後に辞任。
※4.通称NSC。バノンはこの会議の常任メンバーになったが、後に外された。
※5.2017年2月7日、上院において承認された。
※6.1月27日。アウシュヴィッツがソ連軍によって解放された日。
※7.トランプ大統領は国際ホロコースト記念日に声明を出したが、その声明では犠牲となったユダヤ人への言及がなかった。

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ドナルド・トランプ(目次)

『川崎大師 平成二十九年 開創八百九十年』大本山 川崎大師平間寺

 川崎大師にお参りした際に入手。
 裏表紙の地図をチェックしてみると、川崎大師から京浜急行大師線を挟んだ向こう側に自動車交通安全祈祷殿なるものがあるのを発見。ついでに行っとけばよかったかな。でもちょっと遠そうではある。

川崎大師 平成二十九年 開創八百九十年

ドルチェ&ガッバーナ:紫陽花(2017年、イタリア)

 この動画は、Vimeoで観ました。
https://vimeo.com/219547655

 YouTubeでも観られます。
https://youtu.be/c69BU4zdbrU

監督:アンドレア・ペコラ
原題:Dolce & Gabbana - Ortensie

あらすじ…4人のメガネ女性がトランプに興じる。

 女性たちがやたらとド派手なメガネをしているなと思いました。これらのメガネはどうやら、ドルチェ&ガッバーナ(イタリアの有名ブランド)の商品らしい。
 それから、原題の"Ortensie"はイタリア語で、日本語では紫陽花(あじさい)という意味なのですが、メガネにも紫陽花の意匠が施されているし、女性たちの服の模様も紫陽花、イヤリングや髪留めも紫陽花。まさに紫陽花だらけです。

『Shupo[シュポ] Winter 2017 12-2018 3』JR東海

 表紙を飾るのは飛騨古川(三寺まいり)。よく見ると雪が積もっており、寒そうです。…と思ったら、白川郷(P07-08)や奥飛騨(P09-10)といった、もっと寒そうな景色が中にありました。雪深いですなあ。

Shupo[シュポ] Winter 2017 12-2018 3

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