松見坂由来の碑(松見坂交差点)
東京都目黒区の松見坂交差点にある、松見坂由来の碑を解読してみました。
【碑文】
(表)
松見坂
この坂から、「道玄物見の松(土賊の
道玄がその松に登って往来の人を見下
ろし、手下に命じて衣服や携帯品を掠
奪したためにその名がついた)」がよく
見えたので、松見坂と呼ばれるように
なったといわれる。
また、坂の途中に「松見地蔵」があっ
たので坂の名になったという説もある。
昔は、この坂の北西には、駒場野と
呼ばれる広大な原野があったが、今は
その面影もない。
昭和五十八年三月
東京都
(裏)
松見坂
この松見坂交差点から北東へ行ったところに、大和田太郎道玄が住んだという道玄坂があります。又、ここから淡島通りを西に行けば駒場野公園があります。興味があればそれらに足を伸ばしてみるといいでしょう。
それから、この交差点の近くには松見地蔵ならぬ松見坂地蔵尊があります。
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