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スレンダー:森で貼り紙集め(2015年、アメリカ)

 この自主制作映画は、Vimeoで観ました。
https://vimeo.com/220358406

監督:ディラン・ブラッドショー
出演:マット・フライス、ジャック・ワイゼンバック
原題:Slender
備考:ホラー

あらすじ…若者が森で貼り紙を集める。

 元ネタはゲーム「Slender: The Eight Pages」。森の中でスレンダーマンに追いかけられながら貼り紙を集めるというモチーフが同じです。

 さて、冒頭の引用文を訳してみました。

【拙訳】
人類の感情の中で最も古く最も強いものは恐怖である。
そして最も古く最も強い恐怖とは未知の恐怖である。
―H.P.ラブクラフト

 要するにスレンダーマンが未知の存在であり恐怖の存在でもあるということですか。
 それから、ラブクラフトの言葉を引用することで、このスレンダーマン作品にクトゥルー神話的色彩が添えられる効果があるのかもしれません。

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スレンダーマン(目次)

スレンダーマン

遠藤周作「白い人」

あらすじ…第二次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下のリヨン。サディスティックな青年がゲシュタポの手先となって拷問を手伝う。

【主要登場人物一覧】
主人公…………………………元法科大学生。後にゲシュタポの手先になる。
ジャック・モンジュ………………神学生。後にマキの連絡員になる。
マリー・テレーズ………………ジャックのいとこ。
モニック…………………………マリーの友人。
中尉……………………………ゲシュタポの将校。
アレクサンドル・ルーヴィッヒ…ゲシュタポの手先。
アンドレ・キャバンヌ……………ゲシュタポの手先。

 ゲシュタポはナチス・ドイツの秘密警察。マキはフランスの抗独レジスタンス組織。

 さて、この作品はドイツ軍がリヨンから撤退するという状況下で主人公が過去を回想しながら手記を書くという体裁を取っています。
 主人公がリヨンに留まり続ければゲシュタポの手先として糾弾されることは目に見えているから、「勿論、逃げるつもりだ」(P17)と述べていますが、それではどこへ? おそらくはドイツへ。だが、ナチス・ドイツがその後どうなったのかを考えると…。

 ところで、この作品の終盤でこんな文章が出てきました。

 耳の底で戸をあけたり、しめたりする音がきこえる。「坊や、坊や」それは臨終の刹那に私をよぶ母の声だ。「悪魔!」ホテル・ラモのホールでジャックは片手をあげて叫んだ。「右を見ろと言うのに、右を」(P88)

 最後のセリフは主人公が子供の頃に、父親が主人公に言った言葉です。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、この時点で主人公は心身共に疲弊しきっていた(P87に「私は非常に、非常に疲れていた。肉体の疲労だけではないらしかった」とある)らしいから、心の奥にあるものが走馬灯のように流れ出てきたものと思われます。あんまり良い思い出じゃありませんな。

【参考文献】
遠藤周作『白い人・黄色い人』講談社

イスラム国との戦闘で何が起こっているのか(2016年、アメリカ)

 このドキュメンタリーは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/aM3ElTvF52I

原題:What It's Really Like to Fight for the Islamic State
製作:VICE News
備考:ドキュメンタリー

あらすじ…イスラム国(ISIS)の兵士が戦う。

 動画ページの説明文によると、ISISの兵士がイラク北部のクルド人部隊(ペシュメルガ)と戦った時の映像とのこと。兵士の頭に小型カメラを装着している模様。

「俺のマガジンはどこだ?」
 と言ったり、RPGをへっぴり腰で撃ったり、怒号が飛び交ったりと、現場は混乱しています。私は軍事には疎いのでよくわかりませんが、練度が低いんでしょうかねえ。

永遠のフィヨルド、そしてそれから(2017年、ベルギー)

 この自主制作映画は、Vimeoで観ました。
https://vimeo.com/209947083

製作:ヴィレム・ヴァンドールン
原題:Eternity Fjord, and beyond

あらすじ…フィヨルドを探検する。

 動画ページの説明文によると、カンゲルルススアーク(Kangerlussuaq)~マニートソック(Maniitsoq)の旅を撮影したもの。カンゲルルススアークもマニートソックもグリーンラド南西部に位置します。
 時折、ボコボコという音が入りますが、これは強風がマイクに当たった音であり、つまりはそれだけ強い風が吹いていたことを示しています。
 それから、フィヨルドというとスカンジナビア半島のフィヨルドが有名ですが、調べてみるとアイスランドやグリーンランドなどにも存在するとのこと。この作品に登場するフィヨルドもその一つというわけです。

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年、アメリカ)

監督:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア
原題:Where to Invade Next
備考:ドキュメンタリー

あらすじ…マイケル・ムーアが世界各国を「侵略」して、優れた制度を盗もうとする。

 マイケル・ムーアのドキュメンタリー作品にしては、ユーモアが少ないように感じました。マイケル・ムーアといえば、悪徳企業や悪徳政治家などにアポなし突撃インタビューをして嫌がらせをするのが持ち味なのですが、今回はそれがない。
 とはいえ、今作の取材対象は「優れた制度」を持つ国・組織なのだから、嫌がらせなどはしないのでしょう。
 寧ろ彼が嫌がらせをしているのは自分の祖国・アメリカに対してなのかもしれません。例えばフランスの給食制度を取材する際に、アメリカのクソまずそうな給食の写真を見せて、フランスにおけるアメリカの給食の評判を落としていましたからね。

 ともかくも、他国の優れたものを学ぼうとする姿勢は好感が持てます。私も見習わねば。

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ヘラクレス(2014年、アメリカ)

監督:ブレット・ラトナー
出演:ドウェイン・ジョンソン、イアン・マクシェーン、ルーファス・シーウェル、ジョセフ・ファインズ、ピーター・ミュラン、ジョン・ハート
原題:Hercules
備考:アクション

あらすじ…ヘラクレスは傭兵団を率いて各地を転戦していた。そんなある時、トラキアの王コテュスから招かれ…。

 『アポロドーロス』などを読むと、ヘラクレスは狂気を治した後に軍勢を集めて各地を転戦しています。この映画はそんな時のヘラクレスを描いていて、有名な12の功業は過去の功績として語られています。

 さて、この映画の特徴の一つとして、神話に現代的な解釈が施されているということが挙げられます。例えば半人半馬のケンタウロスは、騎兵の人馬一体の動きが生み出した想像の産物だった、といったようにです。
 神話について多少なりとも学んでいれば、この種の研究考察に触れることもあるでしょう。

【参考文献】
高津春繁訳『アポロドーロス ギリシア神話』岩波書店

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ヘラクレス(1958年)

『Gatan 2017 AUTUMN』JR東日本

 「特集3 味わえ! グンマ味な旅」(P03-04)に「群馬県発祥のナショナルブランド」(P03)として以下の3品を掲載。

・ペヤングソースやきそば
・サッポロ一番 みそラーメン
・蒟蒻畑

 どれも食べたことがありますわ。ただ、いずれもあまりに一般的すぎて群馬県発祥というイメージは持ちにくい。

Gatan 2017 AUTUMN

白鯨(1956年、アメリカ)

監督:ジョン・ヒューストン
出演:グレゴリー・ペック、レオ・ゲン、リチャード・ベースハート、オーソン・ウェルズ、ハリー・アンドリュース
原題:Moby Dick
原作:ハーマン・メルヴィル『白鯨』
備考:海洋スペクタクル

あらすじ…船乗りのイシュメルは捕鯨船に乗る。その船のエーハブ船長は白鯨モビー・ディックへの復讐の念に取り憑かれていた。

 原作小説は高校生の頃に読んだ記憶がありますが、あいにく昔のことなのであまり憶えていません。ただ、私が読んだ本では船長の名前は「エイハブ」と表記していたことは憶えています。

 さて、それでは映画に話を戻すとしましょう。
 この映画の序盤に、教会で神父が説教するシーンがあります。神父を演じるのはオーソン・ウェルズで、一介の神父にしては威風堂々としすぎているものの、説教はなかなかの名調子です。
 そして説教の内容は鯨がヨナを飲み込むくだりについてです。『旧約聖書』「ヨナ書」によると預言者ヨナを飲み込んだのは「巨大な魚」(第2章第1節)とあり、これは一般的に鯨であると解釈されています。
 捕鯨に出る前にこんな話を持ち出すというのは、鯨がそれだけ恐ろしいものなのだぞということを強調する演出なのでしょう。

 それから、イシュメルらが出航する直前、ボロボロの服を着た男が声をかけてきますが、彼の名はイライジャ。この名前は旧約聖書の預言者エリヤの英語読みです。ちなみに、エーハブはこれまた旧約聖書の登場人物、イスラエルの王アハブに由来します。
 エリヤとアハブについて知りたい方は旧約聖書の「列王記」を読むべし。

 それにしても、グレゴリー・ペック演じるエーハブ船長の気迫が凄まじい。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、彼はモビー・ディックを討つためならば捕鯨船の採算も自分の利益も度外視し、更には子供の人命救助さえも拒否するという非道ぶりを発揮。しかもそれらの行為が苦渋の判断によるものなどではなく、そんなもの当たり前だと言わんばかりの姿勢で一貫しています。
 そんなエーハブ船長の姿を見ていると、もうラスボスはモビー・ディックじゃなくてこいつでいいんじゃないかと思えてきました。

『M3! VOL.08』ヤオキ商事株式会社

 表紙を飾るのはアーティストのZOOCO。本誌P05に彼女の紹介記事あり。
 それから、YouTubeにて彼女の楽曲を幾つか視聴。一昔前(80年代か90年代)の音楽という印象を受けました。

M3! VOL.08

SCP-049の警告(2014年、イギリス)

 この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/UtmbThooIII

原題:SCP-049 Warning
備考:3Dアニメ、ホラー

あらすじ…SCP-049(ペスト医師)が警告を発する。

 セリフを頑張って訳してみました。

【拙訳】
支配下または制限下で有害なものにし続ける行動を封じ込める。
私の治療法を執行するのをやめなければならない時、もしくは必死になってそれを必要とする全ての人たちに、いつも効果的なものだった。
それは長い間、私の最大の敵だった。
私は今そこにいるよ。

 どういう意味かって? おそらくはペストを「治療」しようと考えているんでしょう。もちろんそれは主観的なものであって、我々の尺度での治療とは異なるはずです。

『HOT ほっと TOKYU 2018 Jan. 1 vol.460』東京急行電鉄株式会社

 裏表紙に「渋谷駅出口16bを変更しました」とありました。
 渋谷駅の構造はただでさえ複雑なのに、再開発や改修工事などでこんな風に変化するから、まずますわけがわからない。迷うなあ。

HOT ほっと TOKYU 2018 Jan. 1 vol.460

SCP警備研修ビデオ(2017年、アメリカ)

 この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/cJATiBPXb3k

原題:SCP Security Training

あらすじ…SCP(※1)の警備について解説。

 SCP財団(※2)が制作した研修ビデオという体裁の作品。又、後半はクラスD(使い捨ての囚人)について詳述していることから、クラスD向けのビデオだということがわかります。
 ゲーム「SCP Containment Breach」の主人公はクラスDという設定であり、事前にこういったビデオを視聴していたのかもしれません。もちろん、こんなものを観たからといって安全性が確保されるわけではありませんが。

※1.人知を超えた存在である、奇妙な物・現象・生物・場所等のこと。
※2.SCPを確保・収容・保護する架空の超政府組織。

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